顕正会をめぐる重大事件ベスト5
2022年も顕正会では驚くような事件(出来事)がたくさんありました。そこで今回の記事では、現役顕正会員である私が、顕正会の内部で見聞きした重大事件の中から独断と偏見(?)で選んだ5つを紹介したいと思います。
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」
・・・それでは、さっそく見ていきましょう(笑)
①やっぱりウソだった早瀬日如管長の「80万人体勢」達成宣言
まず最初の事件はこちらです。
日蓮大聖人の御遺命に背き続ける師敵対の宗門(日蓮正宗)の早瀬日如管長が、令和3年1月の元旦にとつぜん発表した「法華講員80万人体勢」の達成宣言が、なんと「ウソ」だったという事件です。
どうして早瀬管長のウソがバレてしまったのかというと、文化庁が毎年、宗教法人の「信者数」等を調査・公開している「宗教統計調査」という資料(令和3年版)に、「令和2年12月31日現在」の信者数が「78万2300(人)」と記載されていたからです。いやはや、なんともマヌケな話ですね(笑)
この「宗教統計調査」の「信者数」は、日蓮正宗が自ら文化庁に報告した数字です。ですから、早瀬日如管長は、令和3年の元旦に「80万人体勢を達成した!」と大々的に発表しておきながら、裏では文化庁に対し、「うちの信者数は78万2300人ですヨ」とひそかに報告していたことになります。なんと卑劣な男でしょうか。
この早瀬日如管長のウソ・卑劣は、私たち顕正会員にとっても大衝撃でした。無道心とは思っていましたが、まさかここまでとは・・・。トップがこの体たらくでは、宗門(日蓮正宗)が凋落の一途をたどるのも無理はありません。
「嘘つきはドロボウの始まり」。早瀬日如管長は、宗門全僧俗、さらには大宣伝してダマした世間一般に対して、頭を下げて謝罪すべきでしょう。
②妙観講員の暴行等は〝大草一男の指示に基づく〟と司法が認定!!
次の事件はこちらです。
法華講大講頭という日蓮正宗の信徒を代表するような立場にある大草一男(妙観講講頭)が自ら起こした裁判で、顕正会の菅原法務部次長に東京地裁に続いて東京高裁でも敗訴したのみならず、なんと〝妙観講員による顕正会員に対する暴力行為等は大草・妙観講の指示に基づくものであった〟と認定されてしまった事件です。
近年、日蓮正宗の「妙観講」という団体の講員が、まじめな顕正会員に対して暴力をふるう事件が起きていました。
たとえば、妙観講員の「今倉」が顕正会の本部会館に侵入し、本部職員に膝蹴り等の暴力を振るった暴行事件(罰金10万円の略式命令で有罪が確定)や、妙観講員の「今野」が顕正会員2名をバイクで追い回しながら暴力をふるい、突進して衝突寸前のところでブレーキを踏む等の危険運転を繰り返した暴力事件などです。いずれも悪質ですね。
そして、これらの暴力行為等が、実は妙観講の講頭・大草一男の「指示」に基づくものであったことが司法によって認定されたのです。その東京地裁の判決文がこちらです。
・「原告妙観講員らによる被告顕正会らに対する迷惑行為及び暴力行為が多数発生していたという摘示事実は真実であると認められる」
・「迷惑行為及びそれがエスカレートしたものとしての暴力行為が原告ら(※大草一男と妙観講)の少なくとも黙示の指示に基づくものであったことも推認することができ、この点についても真実性が認められる」
その後、大草一男らが不服を申し立てて控訴した東京高等裁判所も、東京地裁と同様の認定判断を行ったうえで、大草らの主張を次のように斥けました。
・「今倉の暴力行為等が一審原告ら(※大草一男と妙観講)と無関係に行われたということはできない」
・「今野がその暴行行為を行った当時、妙観講員であったと認められることは、当審が補正の上引用する原判決が説示するとおりであり、今野による暴行行為も一審原告らの(※大草一男と妙観講)と無関係に行われたとはいい難い」
いかがでしょうか。要するに、妙観講員らの顕正会員に対する暴力行為等は、大草・妙観講の少なくとも黙示の「指示」に基づくものであった、と司法によって認定されたということです。このような不埒な輩は直ちに宗門追放しなければいけません。
③「神国日本」を画策した安倍晋三元首相の横死
次の事件はこちらです。
「神国日本」を作らんと画策し、浅井先生の62回にわたる諫暁を無視し続けてきた安倍晋三元首相が、本年7月8日、誰もが想像しなかった銃撃により横死を遂げた事件です。
「神国日本」の画策とは、日本最大の極右団体「日本会議」および「神社本庁」と結託して、日本を「神の国」にしようとしたことです。つまり、明治憲法のように天皇を絶対化して「国家神道」を復活させ、戦前の日本を取り戻そうとするもので、具体的には「天照太神を祀る伊勢神宮を日本の本とする」ということです。
安倍晋三元首相が「日本を取り戻そう」とか「戦後レジームから脱却しよう」などと叫んでいた真意は、ここにあったのです。
しかし、日本国は全人類をお救い下さる御本仏日蓮大聖人が御出現あそばされた本国であり、本門の三大秘法広宣流布の根本の妙国です。天照太神・八幡大菩薩等の神々はこの御本仏を守護し奉る善神で、「仏は主君、神は所従」なのです。ですから、これを取り違え、神を主として崇め、御本仏日蓮大聖人を無視・軽賤することは謗法となり、亡国の因となります。
浅井先生は、この安倍晋三の野望を見抜かれ、平成25年2月から令和3年11月にいたるまで62回にわたって顕正会の集会でこれを責め、顕正新聞を安倍のもとに送付してきました。しかし安倍は、体調不良を理由に2度も首相を辞任しながら、なお政権の座を狙い、「神国日本」に執念を燃やしていました。
ここに諸天は許さず。安倍はついに銃弾に斃れ、その野望は永遠に潰えたのです。
④日寛上人御著「六巻抄」の改訂版が出来しました!
次の事件はこちらです。
日寛上人の畢生の大著といわれる「六巻抄」の改訂版が出来したことです。これは大事件ですね!
浅井先生はお若いときから日寛上人の御書文段と六巻抄を心肝に染められ、富士の地下水に達する教学力を備えられたと先輩から聞きました。その先生が、「最も正確」といわれる顕正会版の六巻抄に、このたび御真跡によって綿密な校訂を加えられ、活字も大きく読みやすくなった改訂版を出来してくださったのです。なんと有難いことでしょうか!
これも広布最終段階を迎えて教学上の万全の御準備を整えられたものと拝しては、私も及ばずながらご奉公の合間をぬって拝読していきたいと思います。
⑤顕正会が「カエリタマエ」裁判で大草一男と妙観講に最高裁で完全勝訴しました
最後の事件はこちらです。
先ほども登場した、菅原法務部次長に敗訴して暴力行為等の「指示」を認定された大草一男と妙観講が、顕正会と藤村法務部長を訴えていた「カエリタマエ」音声捏造に関する裁判で、最高裁判所が本年9月16日、大草一男たちの上告を棄却する(及び上告審として受理しない)決定を下し、顕正会側の全面勝訴が確定したという事件です。
つまり、大草一男と妙観講は、顕正会側に1審、2審に続いて最高裁でも敗訴し、完全敗北したということです。いやはや、なんとも惨めですね。
大草一男は、平成17年に浅井先生が阿部日顕に対して公開対決を申し入れた際、「信徒・僧侶を問わず代人を立てるを認める」との条件であったにもかかわらず、これに応じることができませんでした。これを敵前逃亡といいます。
この恥辱にまみれた過去を糊塗するために、大草一男は必死だったのでしょう。浅井先生の御自宅に妙観講員3名をとつぜん押し掛けさせ、そのときに浅井先生がインターフォン越しに「カエリタマエ」との怒声を浴びせた旨の虚偽を「慧妙」が宣伝、さらに「カエリタマエ」という音声が入った音声データまで「慧妙」公式サイトが公開するという極めて悪質な謀略が行われました。
ところが、この「カエリタマエ」の音声が、実は「事後的に合成されたもの」と音声分析の権威・鈴木松美氏によって鑑定され、さらに「カエリ」と「タマ」、「タマ」と「エ」の間が断絶し、「音声の結合部分が不連続になっている」と音声分析の第一人者・谷本益巳氏によって看破されてしまったのです。
このようなマユツバモノの音声をネット上に垂れ流し、「(顕正会と大草一党の)いずれの主張が真実なのか、当日の音声データをここに公開する」とか、「おわかり頂けただろうか」などともっともらしくうそぶいていたのですから、もはや人格を疑うしかありません。
これが日蓮大聖人の御遺命に背く師敵対の逆徒、魔の眷属である彼らの本性なのです。およそ信じるに値しない輩と言わなければなりません。
今回の最高裁の決定によって、大草一党の悪辣な謀略は見事に粉砕され、捏造音声を喧伝した彼らの反社会性が明白となりました。同時に、この裁判を通じて、このような不埒な者を「法華講大講頭」として重用し続ける今の宗門の異常性・反社会性をも世に広く知らしめる結果となったのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。現役顕正会員の私が独断と偏見で選んだ、2022年の顕正会をめぐる重大事件を5つ紹介させて頂きました。
そして顕正会の折伏弘通はコロナ禍でも一時も止むことなく、その会員総数は本年11月末で238万807名に達しました。まさに日本国を独走しているのです。
来年はいよいよ広布の決戦場第4年。激動の客観情勢の中、浅井先生がどのような戦いを起こされるのか、今から緊張感とワクワクする思いが胸の奥から湧いてきます。
私も基礎教学書をしっかりと学んで力をつけ、来年ももっと力強くご奉公に励んでいきたいと思います!