顕正会が「カエリタマエ」裁判で大草一男と妙観講に最高裁で完全勝訴しました

顕正会が大草一男と妙観講に最高裁で完全勝訴

 顕正新聞令和4年10月5日号に、こんな見出しが踊っていました。

 「『カエリタマエ』裁判、最高裁で顕正会の勝訴確定

 「悪辣な謀略を構えた大草一党に司法の鉄槌下る

 あの日蓮正宗法華講の大講頭で妙観講の講頭である大草一男と妙観講が、顕正会と藤村法務部長を訴えていた「カエリタマエ」音声捏造に関する裁判で、最高裁判所が本年9月16日、大草一男たちの上告を棄却する(及び上告審として受理しない)決定を下し、顕正会側の全面勝訴が確定したというのです。

大草一男(妙観講の講頭)

 ちなみに東京地裁、東京高裁で大草一男と妙観講が顕正会側に全面敗訴した様子を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

往生際の悪い大草一男

 「えっ、『カエリタマエ』裁判って、まだやってたの?もう音声分析の権威の鑑定で『事後的に合成されたもの』と言われているのだし、東京地裁と東京高裁で大草一男たちは完全に負けてしまったのだから、てっきりもう諦めて終わっているのかと思っていたのだけど・・・」と思われた、そこのあなた!

 実は私もそう思っていました(笑) 大草一男、まだやっていたんですね・・・。

 藤村法務部長は次のように指摘しています。

 既報のとおり、大草一男と妙観講は1審の東京地裁、2審の東京高裁で相次いで顕正会側に全面敗訴し、その醜態を満天下に晒した。

 この憐れな大草らに対し、私は顕正新聞紙上において、「仮に上告(受理申立て)したところで結論が覆る見込みはない。無駄な延命措置はやめて、往生際を真剣に考えた方が良い」と老婆心ながらアドバイスをしておいたのだが、大草らは破れかぶれで上告に踏み切り、ついに今般、最高裁でも顕正会に完敗したのであった。もはや無様としか言い様がない。

顕正新聞令和4年10月5日号

 いやはや、なんとも痛々しい連中ですね。

「カエリタマエ」音声を使った汚いやり口

 ところで、記事によると、大草一党(慧妙)はこの「カエリタマエ」音声を使って、次のような大宣伝をしていたそうです。

 「(顕正会と大草一党の)いずれの主張が真実なのか、当日の音声データをここに公開する。次の音声をよく聞いてみて頂きたい

 「おわかり頂けただろうか。最後に、インターフォンを通じて、『帰りたまえ』の怒声を浴びせているのが、はっきり聞き取れる。その部分を、もう一度お聞き頂こう

 ところが、この「カエリタマエ」の音声が、実は「事後的に合成されたもの」と音声分析の権威・鈴木松美氏によって鑑定され、「カエリ」と「タマ」、「タマ」と「エ」の間が断絶しており、「音声の結合部分が不連続になっている」と音声分析の第一人者・谷本益巳氏によって看破されたシロモノだったのです。

 このようなマユツバモノの音声をネット上に垂れ流し、「いずれの主張が真実なのか、当日の音声データをここに公開する」「おわかり頂けただろうか」などともっともらしくうそぶく彼らの汚いやり口には、憤りが込み上げます。

 これが日蓮大聖人の御遺命に背く師敵対の逆徒、魔の眷属である彼らの本性なのです。およそ信じるに値しない輩と言わなければなりません。

終焉を迎えた大草一党

大草一男(妙観講の講頭)

 最後に藤村法務部長は、顕正会に完全敗北を喫した大草一男と妙観講を、次のように一刀両断しています。

 振り返れば、大草らが令和元年5月に下らぬパフォーマンスを演じてから今回の最高裁決定に至るまで、約3年4か月の歳月が流れた。

 当初は顕正会側に勝てると踏んでいたのか、大草一党は「藤村の発表は明らかな名誉毀損に当たる」「このような違法行為をして済むはずがない」「ここで真摯な反省をするのか、あるいは毒を食らわば皿まで、と開き直るのか、藤村雄大の今後が注目される」などとはしゃいでいたが、まず1審(東京地裁)で全面敗訴。

 それでも往生際の悪い大草一党は、「判決理由は、事実を見落としたり、過去の判例と矛盾したり、また顕正会の主張に引きずられたもので、とうてい納得のいくものではない」と御託を並べ、「今回の不当判決は、三審制のうちの一審に過ぎず、裁判はまだまだ続く」などと懸命に強がっていた。

 ところが2審(東京高裁)でも全面敗訴を喫すると、さすがの彼らも自身の末路が見えてきたのであろう。「慧妙」の大言壮語はすっかり鳴りを潜めた。

 また妙観講員らは、顕正会教学委員から鈴木松美・谷本益巳の両氏の鑑定結果を突きつけられるたびに回答不能に陥り、「まだ裁判の途中だから・・・」などと苦しい言いわけに終始してきた。

 そこに今般の最高裁決定である。大草一党の悪辣な謀略は見事に粉砕され、捏造音声を喧伝した彼らの反社会性が明白となった。

 同時に、この裁判を通じて、かかる不埒な輩を「法華講大講頭」として重用し続ける今の宗門の異常性・反社会性をも広く世に知らしめる結果となった。

 大草一男と妙観講も、いよいよ〝終焉〟を迎えたようである。

顕正新聞令和4年10月5日号