妙観講員の暴行等は〝大草一男の指示に基づく〟と司法が認定!!

大草一男と妙観講、東京高裁でも菅原法務部次長に敗訴

 顕正新聞令和4年2月25日号に、菅原法務部次長の記事が掲載されていました。タイトルは「大草一男、東京高裁から〝謀略体質〟を認定される!」です。

 記事によると、法華講大講頭という日蓮正宗の信徒を代表するような立場にある大草一男は、顕正会に全面敗訴した「カエリタマエ」裁判(詳しくはこちら)に続き、自ら起こした別の裁判でも東京高裁で菅原法務部次長に敗訴し、〝妙観講員による暴力行為等は大草・妙観講の指示に基づくものであった〟などと認定されてしまったというのです。いやはや、憐れですね。

 それでは、さっそく内容を見ていきましょう!

〝妙観講員の暴力行為は大草・妙観講の指示に基づくもの〟と認定

 まずは簡単におさらいです。菅原法務部次長は、顕正新聞令和元年7月5日号、8月15日号に掲載された記事で、主に次の3つの事件のことを書きました。

  • ① 当時、妙観講幹事(講頭・副講頭に次ぐ役職)であった佐々木ほか数名の妙観講幹部が本部会館に不法侵入し、本部職員の退去命令を無視して居座り続けたほか、本部職員に身体を押し当てる等の暴力に及んだ暴行事件
  • ② 妙観講員の今倉が本部会館に不法侵入し、本部職員に膝蹴り等の暴力を振るった暴行事件(罰金10万円の略式命令で有罪が確定)
  • ③ 妙観講員の今野が顕正会員2名をバイクで追い回しながら暴力を振るい、突進して衝突寸前のところでブレーキを踏む等の危険運転を繰り返した暴行事件

 いやはや、どれも悪質な事件ですね。

 すると、妙観講員の悪行を暴かれた大草一男は、〝いずれの事件にも全く関与していない〟とか、〝妙観講員が大草及び妙観講の指導監督下ではなく、私生活上で起こした事件である〟などと主張し、③のバイク暴行事件の犯人である妙観講員については「妙観講とは無関係の人物」とウソをつき、責任回避を図ったというのです。

 しかし、このような主張が認められるはずもなく、東京地方裁判所は、菅原法務部次長が執筆した2つの記事の内容はいずれも「真実」であると判示し、大草の主張を排斥しました。判決文は、次のとおりです。

  •  「原告妙観講員らによる被告顕正会らに対する迷惑行為及び暴力行為が多数発生していたという摘示事実は真実であると認められる
  •  「迷惑行為及びそれがエスカレートしたものとしての暴力行為が原告ら(※大草一男と妙観講)の少なくとも黙示の指示に基づくものであったことも推認することができ、この点についても真実性が認められる
  •  「原告ら(※大草一男と妙観講)は、事実に反し、本件事件を起こした今野が妙観講員ではない旨の主張をしていることとなり、原告らのこのような事後対応を捉えて、講員を切り捨てる卑劣さとか、シラを切るなどと批評することは…意見ないし論評の域を逸脱したものであるとまではいえない

 詳しくは、こちらの記事(大草一男と妙観講に再び司法の鉄槌が下ったようです)をご覧ください。

 その後、大草一男らが不服を申し立てて控訴した東京高等裁判所も、東京地裁と同様の認定判断を行い、大草らの主張を次のように排斥したそうです。

  •  「今倉の暴力行為等が一審原告ら(※大草一男と妙観講)と無関係に行われたということはできない
  •  「今野がその暴行行為を行った当時、妙観講員であったと認められることは、当審が補正の上引用する原判決が説示するとおりであり、今野による暴行行為も一審原告らの(※大草一男と妙観講)と無関係に行われたとはいい難い

 いかがでしょうか。要するに、妙観講員らの顕正会員に対する暴力行為等は、大草・妙観講の少なくとも黙示の「指示」に基づくものであった、と司法によって認定されたということです。

 日蓮正宗の全僧俗は、社会的批難の対象となる暴力行為等への関与(指示)が認定された大草一男と妙観講の実態を刮目し、速やかに厳正な処分を下さなければなりません。もしこれを捨ておくなら、「日蓮正宗は、暴行行為等への関与(指示)を裁判所に認定された人物を『大講頭』等の幹部として重用する異常な宗教団体」との謗りを免れないことでしょう。

大草一男の元側近幹部による盗聴行為も認定

 加えて、裁判所は、大草一男が高校1年生の時から交友があり、妙観講の理事、支部長、庶務部長、教学部長等の要職を歴任した講頭・副講頭に次ぐ妙観講のナンバー3であった元幹部・渡辺が「次の各期間、次の場所において、対立教団の構成員等に対する電話盗聴を複数回にわたって行った」と、約3年にわたり5件もの電話盗聴(未遂を含む)に及んだ事実を認定しました。

  • ① 顕正会女子部長宅(昭和63年から平成元年頃)
  • ② 学会幹部宅(平成3年)
  • ③ 秋元広学(現「庶務部長」「能化」の秋元日高)が住職を務める宣徳寺(平成3年)
  • ④ 元学会員居住のアパート等(平成3年)
  • ⑤ 八木信瑩(現「総監」「能化」「法道院主管」の八木日照)が住職を務める総本山塔中妙泉坊(平成3年。この盗聴は未遂に終わった)

 言うまでもなく、電話盗聴はれっきとした「犯罪」です(電気通信事業法違反。2年以下の懲役又は100万円以下の罰金)。

 ところが記事によると、なんと「慧妙」令和4年2月1日号は、大草一男の元側近幹部が電話盗聴に及んだ事実が認定されたことを棚に上げ、元側近が犯罪行為によって獲得した「盗聴テープ」をネタにして顕正会を誹謗中傷しているというのです。ちょっと理解に苦しむ愚行ですよね。

 しかも驚いたことに、なんと「慧妙」は「顕正会弁護士は怪しげな盗聴テープを(裁判の)証拠として提出」した、などとウソの報道までしているというのです。

 菅原法務部次長は「これは明らかな虚偽である」として、次のように喝破しています。

 顕正会側は、かつて大草と学会との間で争われた裁判資料を援用して「盗聴テープ反訳文」の写しを提出したことはあるが、「盗聴テープ」そのものを提出した事実は一切ない。

 そもそも、電話盗聴の被害者である顕正会側が「盗聴テープ」を所持しているはずがない。

 なぜ、大草一党は盗聴テープを所持しているのか。なぜ、「顕正会弁護士は怪しげな盗聴テープを証拠として提出」したというウソをつき、あたかも顕正会側から盗聴テープを提供されたかのように装っているのか。大体、盗聴テープが実在する事実こそ、大草の元側近が顕正会幹部宅の電話を盗聴したことを裏付ける最たる証拠ではないか。

 一見すると、犯罪の成果物である「盗聴テープ」をネタにする大草一党の所行は常人の理解を超越するものである。しかし、別の側面から見れば、そのようなリスクを冒してまで顕正会を攻撃しなければならないほど、大草一党が追い詰められているという証拠でもある。

顕正新聞令和4年2月25日号

大草一男と妙観講、「判決は全部不服」と最後の悪あがき

 こうして菅原法務部次長に再び敗訴してしまった大草一男と妙観講は、令和4年1月28日、最後の悪あがきとして、浅井先生・顕正会・菅原法務部次長の3人を相手取り、最高裁判所に上告を申し立てるに至りました。

 最高裁あての書面には、東京高裁の判決について、わざわざ「同判決は全部不服である」と記してあったそうです。大草一男らにとって、自身の謀略体質を暴かれた今般の判決は、不満で仕方なかったのでしょう。

 菅原法務部次長は、大草一男らの悪あがきを次のように総括しています。

 勿論、大草が高裁判決を何としても覆したいとの思いで上告に踏み切ることは、大草の自由である。しかし、最高裁が大草の不服を聞き容れて従前の判決を覆す可能性は万に一もない。三行決定を突きつけられてあえなく終わる。無駄な抵抗は自身の傷口を広げるだけでしかない。

顕正新聞令和4年2月25日号

「戒壇の大御本尊の敵」と結託した大草一男

 最後に菅原法務部次長は、「そもそも、大草には戒壇の大御本尊様に対し奉る信心が全く無い」として、次のように指摘しています。

 大草は、三大謗法を犯した阿部日顕と同様、〝戒壇の大御本尊を攻撃せよ〟と身延の邪僧に嗾けた「戒壇の大御本尊の敵」である山崎正友(元学会顧問弁護士)を学会との抗争に利用するため、この大謗法の男を重用した。

 すなわち、学会・宗門による「修羅と悪竜の合戦」の只中、刑務所から出所して間もない山崎に接触して宗門復帰を勧めたのは他ならぬ大草である。山崎が宗門復帰を果たした後、大草は、山崎を妙観講に引き入れて自身の指揮監督下に置き、学会との抗争に利用し続けたのである。

 この一事から、大草には戒壇の大御本尊に対し奉る信心が全くないことは明白である。

 だからこそ、大草は、ネパールで開催された宗門・妙観講の行事において「ヒンズー教の本尊」を祀り、また、スガット仏教大学で「法華経」の講義を担当した際には「釈迦の絵像・仏像」を祀るなど、邪悪極まる〝謗法与同〟を平然と犯すことができるのである。

顕正新聞令和4年2月25日号

 ちなみに大草一男が犯した謗法与同については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

近く御本仏の御裁断が下ることは必定

 いかがだったでしょうか。これまで大草一男と妙観講は、顕正会に様々な謀略を仕掛けるも返り討ちに遭い、自分で起こした裁判でも敗訴、あれほど喧伝した「カエリタマエ」の音声も捏造を暴く鑑定によってトドメを刺されました。

 しかも、ネパールにおける決定的な謗法与同を暴かれた上、今回、裁判所によって〝妙観講員の顕正会員に対する暴力行為等は、少なくとも大草一男・妙観講の黙示の指示に基づくもの〟と認定されてしまったのですから、もはや立つ瀬がありません。

 御本仏日蓮大聖人一期の御遺命に背き続けてきた大謗法者・大草一男と妙観講に、近く御本仏の御裁断が下ることは必定です。

写真①:ガネーシャ像は大草の真正面に祀られ、像本体の位置(高さ)は大草の目線の少し下
写真②:ガネーシャ像は大草側(裏側)から見ても像の背面等を明確に認識できる
写真③:大草がガネーシャ像の方向に視線を向けていることは明白
写真④:釈迦の絵像・仏像を祀る大草。「慧妙」は「布が掛かっている仏像は裏から見たのではわからない物」「修行僧の写真が写り込んでいることなど、大草講頭には知る由もなかった」などとゴマカしているが、あまりに苦しすぎる
写真⑤:仏像に布が掛かっていない証拠写真…ギラギラと光り輝く異様な仏像は大草の真横に祀られ、燭台には火まで灯されている