顕正新聞8月5日号の「世相閻魔帳」に、おぞましい記事が掲載されていました。
日蓮正宗理境坊「妙観講」(講頭は大草一男)の謗法与同の実態が、またしても赤裸々に暴露されていたのです。
大草一党といえば、ネパールで開催した妙観講の集会でヒンズー教の本尊・ガネーシャの像を祀ったり、大草一男個人が現地の邪宗の大学で釈迦の絵像と仏像を祀った上で講演したりした謗法与同の前科があります。
いやはや、なんともおぞましい所行ですね。
世相閻魔帳によると、これらの謗法与同は、大草一男が令和4年3月末に「法華講大講頭」の役職を事実上解任された理由の一つと言われているそうです。
ところが、信心のカケラもない大草一党は、本年5月、さらにおぞましい謗法与同を犯していたのです。
「釈迦仏像」を祀る謗法セミナーを共同開催
その決定的な瞬間を捉えた写真が、こちらです。
いかがでしょうか。邪宗の坊主たちがズラリと並び、中央に釈迦の仏像が祀られている怪しげなセミナーの様子が写っています。
これはネパールにあるルンビニ仏教大学が開催したセミナーで、参加者らは合掌して邪僧の唱導で怪しげな読経をしたり、会場に祀られた釈迦仏像に頭を垂れたりしていたそうです。まさに「謗法セミナー」ですね。
そして、なんとこの謗法セミナーを共同・協力して開催した者こそ、他ならぬ大草一党だったのです。なんというおぞましい謗法与同でしょうか。
「富士ブディストカレッジ」を名乗って邪宗とコラボ
こう書くと、「そ、そんなバカな!大草一男講頭が率いる妙観講が、そんな謗法セミナーに関わるはずがない!」と、身を震わせて叫ぶ妙観講員たちの悲痛な声が聞こえてきそうです。
でも残念ながら、大草一党がこの「謗法セミナー」に関与したのは紛れもない事実なのです。順番に見ていきましょう。
このセミナーは「富士ブディストカレッジ」なる組織がルンビニ仏教大学とコラボして開催したものですが、この怪しげな組織、実は妙観講のダミー団体なのです。
このことは、檀上に掲げられた横断幕に「In Collaboration with」(共同・協力の意)として妙観講のロゴマーク(鷹が鶴丸を頭から食い潰したようなマーク)が掲げられ、そこに「FUJI BUDDHIST COLLEGE」(富士ブディストカレッジ)と記されていることからわかります。
実際、セミナー当日には、長年ネパールで蠢動している妙観講の幹部・黄倉光治が出席しました(下の写真の右端の人物)。
この黄倉が、妙観講の講頭・大草一男と昵懇の仲であったことは言うまでもありません。
何より、黄倉はこの日、邪僧らに続いて登壇した際、自身より目上の立場にある者として「大草一男」を紹介し、その場で大草からのメッセージを次のように読み上げたのです。
「My name is KOHJI OHKURA. Fuji Buddhist College principal. Today let me read the message from my president KAZUO OKUSA」(富士ブディストカレッジ校長の黄倉光治です。今日は講頭の大草一男からのメッセージを読ませていただきます)と。
いかがでしょうか。これらを見れば、大草一男の一党が「富士ブディストカレッジ」と称してルンビニ仏教大学と共同・協力(つまりコラボ)し、邪僧らを招き、釈迦仏像を祀った謗法セミナーを開催した事実は、もはや否定のしようがありません。
邪宗に阿る大草一男
ところが、大草一男に心酔する妙観講員の中には、「嘘だ・・・。大草講頭がそんなことをするはずがない。そ、そうだ!きっと大草講頭はこのメッセージで釈迦仏法を破折し、日蓮大聖人の正義を宣揚したに違いない!つまり、折伏する内容のメッセージだったんだろう!?」と思い込もうとする者がいるかもしれません(近年ではごく少数かと思いますが)。
しかし残念ながら、大草一男は、謗法セミナーに寄せたメッセージで、日蓮大聖人の仏法について一言も触れなかったのです。
では、彼はどんな話をしたかというと、「伝教大師と法華経、スゴイ!」という話だったというから呆れます。いったい誰の弟子なのでしょうか。
世相閻魔帳には、大草一男の講演の肝要部分が掲載されていました。
日本に仏教が伝来したのは西暦552年です。しかし仏教の真の教えである法華経を日本全国に弘めたのは、その約250年後に出現した伝教大師(最澄)です。その結果は驚くべきものでした。西暦818年から338年間、日本では一度も死刑が執行されませんでした。この事実は、世界に変化をもたらす仏教思想の力を示しています。これほど長期間にわたり死刑が執行されなかったことは、世界史上前例がありません。・・・この歴史的な例は、仏教がかつて世界を変革する力を持っていたことを示しています。私たちはこれらの前例を思い出し、仏教の教えを再発見する努力をしなければなりません。
そして、最後に大草は、謗法セミナーの大成功と邪僧らをはじめセミナー参加者の健康を祈念し、メッセージを締め括りました。
これらを見れば、大草一党がコラボして開催したセミナーが、釈迦仏像を祀り、邪僧らと交わり、釈迦仏法を賞嘆した、許されざる「謗法与同」であったことがよくわかります。
池田大作の「劣化コピー」
世相閻魔帳は、この大草一党の重大な謗法与同を、次のように喝破しています。
大聖人様は上野抄に「今末法に入りぬれば、余経も法華経も詮なし、但南無妙法蓮華経なるべし」と仰せられている。
末法においては、法華経以前の爾前経、そして法華経ですら成仏の法ではなく、ただ寿量品の文底に秘沈された下種の南無妙法蓮華経だけが成仏の大法なのである。ゆえに「一切の邪法を捨てて、御本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱えよ」と勧めるのが末法の折伏ではないのか。
しかるに大草は、邪僧らに阿って、釈迦の仏像を祀った会場で黄倉を介し、久遠元初の自受用身、末法下種の主・師・親、大慈大悲の御本仏であられる大聖人様の御存在を敢えて隠し奉り、迹化の菩薩である伝教大師と法華経を前面に押し出し、釈迦仏法の再研究が重要などと主張しているのだ。
「未曾有の邪教化」に陥った学会と同様、摧尊入卑の極みである。
本年の妙観講総会で大草は、令和17年までに「仏法の西還(日蓮大聖人の仏法が西の中国・インドへと還っていくこと)の成就」を果すと大風呂敷を広げていたが、御本仏・日蓮大聖人の御存在を隠して「仏法西還」も何もない。まして御遺命に背いた輩に、そんなことを口にする資格はない。
結局のところ、広宣流布の暁に建立される御遺命の国立戒壇に異常な怨嫉を懐く大草は、池田大作が「世界広布」としきりに言っていたことと同じように、「仏法西還」などと言って日本の広宣流布を誤魔化したいのであろう。
所詮、大草は池田大作の劣化コピーに過ぎない。
見て見ぬふりをする「与同罪」の宗門
いかがでしょうか。まさしく大草一男の一党は、ルンビニ仏教大学と共同・協力し、邪僧らを招き、釈迦仏像を祀り、釈迦仏法の大事を訴える謗法セミナーを開催するというおぞましい謗法与同を犯したのです。
もし宗門(日蓮正宗)がこの謗法与同を見て見ぬふりをすれば、与同罪は免れません。まして今回の特集号により大草一党の謗法与同が広く知れ渡っているので、多くの宗門僧俗や他宗の者から不信・嘲笑の目を向けられることは不可避です。
堕地獄の因である「謗法与同」を次々と披露し、宗門(日蓮正宗)の堕落した実態を世に発信し続ける大草一党の存在こそ、宗門の宿痾といえるでしょう。