日蓮正宗信徒の暴力事件が酷すぎる

まじめな顕正会員に暴力をふるう法華講員たち

 みなさんは「日蓮正宗」をご存知でしょうか?

 日蓮大聖人の教えを正しく伝えるべき正系門家であるにもかかわらず、信徒団体である創価学会の金力と権力に屈し、大聖人の唯一の御遺命である国立戒壇を捨て、現在、極限の師敵対に陥っている団体です。

 当時は両手をあげて池田大作・創価学会にこび諂っていたにもかかわらず、顕正会の諫暁により偽戒壇・正本堂の誑惑が露顕し、学会と仲間割れが始まると、今度は池田一人に罪をなすりつけ、自分たちは「巻き込まれただけ」と被害者ぶっている、卑怯で無道心な人々の集まり、ともいえます。

 この日蓮正宗において、最近、早瀬日如管長が「法華講員80万人体勢を作るんだ!」と号令を発し、寺ごとにノルマを課して無茶な勧誘を進めているために、あちこちでほころびが出ているようです。

 中でも目につくのが、まじめな顕正会員に対して暴力をふるう日蓮正宗信徒たちの姿です。

 顕正新聞6月5日号に、「顕正会員に凄惨な暴行を加えた法華講員(常在寺)が有罪確定、阿部日明(能化・布教部長)は監督責任を果たせ」という菅原法務部次長の記事が掲載されていましたが、一読して、その暴力のあまりの酷さに言葉を失いました。これが「六根清浄」をうたっている日蓮正宗の信徒の真実の姿です。

 そこで、このブログでは、まじめな顕正会員が日蓮正宗信徒による暴力の被害に遭わないよう、記事の内容を紹介したいと思います。

凄惨な暴行で骨折等の重症を負わせる

 令和2年1月、常在寺(池袋)所属の法華講員が、池袋の公園にいた顕正会員たちに声をかけ、宗門に引き込もうとしました。そこで、顕正会員が自身の立場を明かし、宗門の「御遺命違背」を指摘したところ、法華講員は激昂し、浅井先生の悪口を述べた後、顕正会員の顔面に強烈なパンチを複数回連続で浴びせ、現場から逃走しました。

 殴られた顕正会員は顔面から大量に出血し、公園にいた人々も騒然とする中、駆け付けた公園の管理事務員が「これはただ事ではない」と直ちに警察に通報し、顕正会員は近くの病院に緊急搬送されました。

 担当医の懸命な治療により大事には至らなかったものの、その会員の方は、左眼窩底・眼窩内側壁骨折、鼻骨骨折、顔面挫創という重い傷害を負い、仕事もしばらく休業せざるを得なくなったばかりか、顔面に消えることのない傷が残ってしまったというのです。なんと凶悪な犯行でしょうか!

罰金50万円の有罪確定

 逃走した法華講員については、警察が「傷害事件」として捜査を開始し、検察が「傷害罪」で略式起訴しました。その結果、法華講員は罰金50万円の略式命令を受けました(有罪確定)

 これは傷害罪で科することができる罰金額の上限とのことで、「事件の悪質さが反映された結果」であることに間違いありません。

阿部日明の信徒、再び暴力事件で有罪に

 ところで、今回罰金刑を受けた法華講員は、宗門末寺「常在寺」(池袋)に所属している信徒とのことです。常在寺は、阿部日顕の息子である「阿部日明」が住職を務めている寺です。

 「あれ、常在寺の阿部日明って、前にも何か問題があったような・・・?」と思いながら記事を読み進めると、その理由がわかりました。

 少し前に顕正新聞に掲載されていた、顕正会員に暴力をふるって罰金刑を受けた法華講員が所属している寺も、やはりこの常在寺だったのです(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。

 これは令和2年11月、常在寺に所属する日蓮正宗信徒が、高崎駅近くで広告文を配布していた顕正会員に対し、「顕正会は暴力集団!」などと大声で喚き散らしながら暴力をふるい、罰金10万円の略式命令を受けたという事件です(有罪確定)。いったいどちらが「暴力集団」なのでしょうか?

 それにしても、わずかの期間に2件も立て続けに暴力事件を起こすとは、開いた口がふさがりません。信徒を指導監督する立場にある阿部日明は、何をしているのでしょう?

 ・・・と思ったら、なんと阿部日明自身、過去に末寺住職を本山に呼びつけた際に暴力をふるい、左膝蓋骨骨挫傷等の怪我を負わせたとして刑事告訴された人のようです。なんだか妙に納得してしましました。

 このような者が次期管長候補である「能化」や「布教部長」等の役職に就いているというのですから、御遺命違背の日蓮正宗の濁乱ぶりは本当に酷いですね。

末寺住職たちを追い詰める早瀬管長の「ノルマ」

 それにしても、どうして日蓮正宗の信徒たちは、このような凄惨な暴行事件に及ぶのでしょうか。

 菅原法務部次長によると、早瀬日如管長が「法華講員80万人体勢」をブチ上げたことにその原因があるのではないか、とのことです。

 どういうことかというと、早瀬管長は無謀な「80万人体勢」の実現に向けて、末寺ごとに勧誘ノルマを割り当てています。そして、ノルマの達成率が悪い末寺住職は定期的に本山に呼びつけられ、「折伏推進指導会」という名目で締め上げられているというのです。

 その結果、広宣流布への情熱も確信もない末寺住職たちは、「本山に呼びつけられたくない」、「管長に怒られたくない」という恐怖心や義務感から、仕方なく法華講員たちの尻を叩き、勧誘を行うようハッパをかけているのです。

 また、勧誘が遅れている寺の信徒を集めた「僧俗指導会」という会合もあるそうで、本山から派遣された「折伏推進員」なるものが、そこに集められた高齢の信徒たちを責め立てているそうです。宗門から顕正会に入会し、実際にそれを見てきた会員は、「それは見ていられないほど酷いものだった」と証言しているようです。いやはや、酷い惨状ですね。

顕正会に敗訴して賠償金を支払った末寺住職の「告白」

 ちなみに、宗門はひた隠しにしているようですが、顕正会のことを「数々の犯罪を犯し、公安からもマークされている現時に於いて最も危険な団体」と誹謗中傷したリーフレットを配布したために、顕正会から提訴されて敗訴し(確定)、50万円の損害賠償を支払った「誠諦寺」(宇都宮市)という日蓮正宗の末寺があります。

 つまり、顕正会との裁判で敗訴が確定し、顕正会に対して賠償金を支払った、ということです。

 この宗門末寺の住職が、本人尋問で出廷した際、梅屋誠岳(渉外部長)以下、10名弱の本山関係者が傍聴する中、顔面蒼白になりながら、勧誘ノルマを達成できないと「怒られます」「管長以下に」と、怯えた声で「告白」したというのです。よほど辛かったのでしょうね・・・。

何よりも御遺命違背の大罪を改悔しなければいけません

 浅井先生は3月度総幹部会で、「80万人体勢」などと虚勢を張った早瀬管長に対し、「このようなことを言い出す前に、なぜ御遺命に背いた大罪を、大地に身を投げて大聖人様にお詫び申し上げないのか。この改悔なくしては、弘通など口にする資格もないではないか」と痛烈に呵責されましたが、宗門はいい加減にオママゴトをやめて、御遺命違背の大罪を大聖人に謝し奉り、真摯に出直さなければいけません。この改悔がなければ、早瀬管長以下、宗門僧侶は今生には「餓鬼道」に堕ち、後生は無間地獄必定です。