大草一男が「法華講大講頭」をこっそり解任されていたようです

誰も知らない間に・・・

 顕正新聞令和5年2月5日号の「世相閻魔帳」に、おもしろい記事が掲載されていました。

 妙観講の講頭である大草一男が、法華講の本部役員である「大講頭」の職をこっそり解任されていた、というのです。

 「『法華講大講頭』を解任されお払い箱の大草一男」と題するその記事によると、大草は平成16年、当時管長だった「宿主」阿部日顕によって法華講大講頭に任命され、これまで5回も再任されてきたそうですが(この職は心身の故障等の事由がない限り再任されるのが慣例)、令和4年3月の任期満了をもって大草は大講頭に再任されなかったというのです。

 詳しくは「世相閻魔帳」の記事をご覧ください。

大草一党の悪事

 大草一男が「大講頭」に再任されなかった理由について、閻魔帳は「いくら無道心で非常識な宗門といえども、大草のような仏法・世法ともに問題だらけの輩を全信徒を代表する立場の大講頭にいつまでも置いておくわけにはいかないと判断したのだろう」と考察していますが、彼らが犯した数々の悪事をみれば、ほんとうにその通りだと思います。

 閻魔帳は、「大草及びその一党が犯した悪事を簡単に振り返る」として、①「カエリタマエ」捏造音声を喧伝、②邪教の本尊を祀る、③釈迦の絵像・仏像も祀る、④大草の指示に基づく妙観講員の暴行の4つを取り上げています。

 どれも酷いのですが、中でも呆れたのは、大草一男がネパールで開催された妙観講の行事で己の目の前に邪教・ヒンズー教の本尊「ガネーシャ」の像を堂々と祀っていたにもかかわらず、「招かれて行ったホテルにガネーシャの装飾品があった(後ろ向きだったので、その存在にすら気付いていなかった)」(「慧妙」令和5年1月16日号)などと、愚にもつかない言いわけを未だにしていることです。

 そもそもホテルで開催されていたのは「第1回ネパール全国大会」という歴とした妙観講の行事で、現地妙観講の代表者や構成員たちが参集していました。「招かれて行ったホテルに・・・」の、何と白々しいことでしょう。

 何より、閻魔帳に載った「ガネーシャ」の証拠写真を見れば、「後ろ向きだったので、その存在にすら気付いていなかった」との言いわけがいかに幼稚なウソであるかは一目瞭然です。

 また、大草一男は自ら顕正会とその関係者を提訴した裁判で、裁判所から〝大草が妙観講員に顕正会員への暴行等を指示していた〟と認定され、最高裁まで争ったものの、結局、令和4年8月9日に大草の申立ては全て棄却されたそうです。

 裁判所は次のように認定しました。

 「原告妙観講員らによる被告顕正会員らに対する迷惑行為及び暴力行為が多数発生していたという摘示事実は真実であると認められる

 「原告らが布教活動と主張する行動の具体的な態様に照らし、これが顕正会員らに対する迷惑行為に当たることは明らか

 「迷惑行為及びそれがエスカレートしたものとしての暴力行為が原告ら(※大草及び妙観講)の少なくとも黙示の指示に基づくものであったことも推認することができ、この点についても真実性が認められる

顕正新聞令和5年2月5日号

 この裁判については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

直ちに宗門追放しなければいけません

 いかがでしょうか。妙観講の行事で誰がどう見てもわかる場所に祀られた謗法の本尊を「後ろ向きだったから気付かなかった」などと平然とうそぶき、手下の妙観講員に指示して顕正会員に対する「暴力行為」まで行わせていた大草一男。

 このような輩が宗門(日蓮正宗)の本部役員「法華講大講頭」の職に長年就いていたのですから、いかに今の宗門に「良識」と「人材」が不足しているかがわかります。

 大草一男の仏法・世法にわたる数々の悪事は、「大講頭」解任で済むレベルのものではありません。直ちに宗門追放すべきでしょう。