亡国最大事

「亡国最大事」特集号が出来しました

 冨士大石寺顕正会の8月度総幹部会を特集した顕正新聞9月5日号が出来しました。その名も「亡国最大事」特集号!

 大聖人様は「一切の大事の中に国の亡ぶるが第一の大事にて候なり」と仰せですが、いま世界規模で起きている異常気象こそ広宣流布の前相・予兆であり、遠からず世界規模の大戦争と他国来難が日本を襲う根本原因と、そのとき大聖人様がいよいよ広宣流布をあそばすことを示された、まさに全日本人が拝すべき浅井先生の重大指導が掲載された特集号です。

 それではさっそく内容を見ていきましょう!

地球規模の異常気象発生!!

 浅井先生は、前々から「20年代こそ広宣流布の決戦場」と叫んでこられましたが、20年代に突入してすでに4年、いよいよ地球規模の大規模な異常気象が発生してきました。先生は「これまさしく広宣流布の前相・予兆である」と。

 なんと7月の世界の気温は過去最高。世界気象機関(WMO)によると「12万年ぶりの暑さ」で、国連のグテレス事務総長は「地球沸騰化の時代」と表現しています。いやはや、どうりで暑いわけです。

 さらにデンマークの研究チームによると「地球全体をめぐる海水の海洋大循環のうち、大西洋南北熱塩循環(AMOC)と呼ばれる循環システムが温暖化の影響で年々弱まり、早ければ2025年に停まる可能性が高まった」そうで、もしこれが停まると、地球規模で気候の激変が起き、大旱ばつ・大洪水などで「数十億人の食糧生産が危機に瀕する」と警告しています。

 地球規模の異常気象はもう誰の目にも明らかですね。

異常気象の根本原因

 では、この異常気象はどうして発生したのでしょうか。

 浅井先生のご指導を拝してみましょう。

 その根本原因を仏法の眼を以て見るとき、これ「諸天の働き」による。諸天の中でも地球にもっとも強い影響を及ぼすのは、日天・月天と呼ばれる太陽と月です。

 この二つの天体は仏法を守護するゆえに、人々が仏法に背くを見れば宇宙的力用を以てこれを誡める。それがまず異常気象となって現われるのです。そしてこの異常気象を見てもなお仏法に背き続けるならば、人の心に入って自界叛逆せしめ、さらに隣国の王をして他国侵逼せしむるのであります。

顕正新聞「亡国最大事」特集号

 いかがでしょうか。いまの異常気象の根本原因は、人々が仏法に背くゆえの諸天の誡めであり、まず異常気象、次いで内乱と他国侵逼となって現われるのです。

 このことは日蓮大聖人が「立正安国論」に金光明経・仁王経・大集経等の経文を引いて御教示くだされています。これらの経文は、仏法に背く罰として、大規模な異常気象を前相・予兆として他国侵逼の大難があると説いています。

 これらの経証を挙げられた後、大聖人様は「先難是れ明らかなり、後災何ぞ疑わん。若し残る所の難、悪法の科に依って並び起こり競い来たらば、其の時何んが為んや」と御断言されているのです。

 ここに仰せの「先難」とは大規模な異常気象、「後災」とはその異常気象の後に起こる自界叛逆・他国侵逼の大難です。――先難はすでに明らかである。ならば後災が起こること、どうして疑うことができようか――と。

御予言寸分も違わず

 事実、御在世には、打ち続く天変地夭の後、大蒙古の軍兵が海を渡って日本に押し寄せました。大聖人様の立正安国論における御断言は、寸分も違わず事実になったのです。

 そして広宣流布前夜の今、すでに異常気象は全世界を覆っています。これを見れば、「前代未聞の大闘諍 一閻浮提に起こるべし」との大聖人様の仰せが事実となることも疑いありません。

 「ニューズウィーク」によると、昨年には全世界の紛争数は第2次世界大戦後で最多を記録し、紛争による犠牲者数も前年からほぼ倍増したそうです。

 「前代未聞の大闘諍」の序は、すでに始まりつつあるのです。

日本は修羅の三国に包囲されている

 その中、日本には刻々と侵略が迫りつつあります。中国・ロシア・北朝鮮という核兵器を持つ修羅の三国に包囲されているからです。

 ことに中国は、他の二国と連携しつつ、アメリカ中心の現在の世界秩序を覆し世界制覇を狙っています。

 ここに世界は、アメリカを中心とする自由主義陣営と、中国を中心とする専制独裁陣営に分裂し、「前代未聞の大闘諍」に突入せんとしているのです。この背景には、世界一強だったアメリカの衰退と中国の台頭という地殻変動があります。

 さらに来年2024年には、世界に影響を与える重要な選挙が4つもあります。アメリカ・ロシアの大統領選、台湾の総統選、日本の自民党総裁選です。とりわけ台湾の総統選は中国の台湾侵攻に影響を与えるため重要です。

台湾有事は日本の有事

 台湾侵攻は、習近平が繰り返し発言しているように、今や中国の国是・悲願になっています。

その時期は「2027年」頃というのが大方の見方ですが、「来年」と予測する識者もいます。確実なことは誰にもわかりませんが、「決して遠い将来ではない」のは間違いありません。

 台湾侵攻が始まれば、尖閣も沖縄も直ちに戦禍に巻き込まれます。また、台湾が中国に領有されれば、日本への海上輸送路(シーレーン)が封鎖され、食糧・エネルギーが枯渇し、日本は存立不能となります。まさに「台湾有事は即日本の有事」なのです。

 ところが、日本は長きにわたる平和ボケで、国家の防衛など考えず、ただアメリカの属国のような立場でアメリカに頼り切り、目先の安逸を貪ってきました。これを見てアメリカのバイデン大統領は、ポチこと岸田総理をせっつき、戦後初めてとなる防衛力増強に踏み切らせたのです。

諸天の責めならば重武装も虚し

 「なるほど。岸田さんはほんとうに頼りないわね。でも、何はともあれ防衛力の増強を決めたんだから、これで少しは国防もマシになるんじゃない?

 と思われた、そこのあなた!

 ・・・残念ながら、そうは問屋が卸さないのです。

 浅井先生のご指導を拝してみましょう。

 大事なことは、たとえ国の総力を挙げて国防の最善を尽くすとも、それで日本を守れるかということなのです。

 日蓮大聖人の仏法を立てない以上、諸天は日本を守護しない。よっていかなる防衛努力も虚しくなる。立正なくして安国はないのであります。

顕正新聞「亡国最大事」特集号

 このように、たとえ国防の最善を尽くしたとしても、正しい仏法を立てなければ国を守ることはできないのです。

 日蓮大聖人はこのことを「下山抄」という御書にこう仰せられています。

 ―もし真の諸天の責めであるならば、たとえ鉄囲山を日本国の周囲に引きめぐらし、そのうえ須弥山で蓋いをし、さらに十方世界の四天王を日本国の波際に並べて防御させるとも、日本を守ることはできない――と。

 なぜでしょうか。それは、末法下種の御本仏・日蓮大聖人を国中が怨み迫害しているからです。

「教主釈尊より大事なる行者」

 このことは、日蓮大聖人がいかに尊い仏様であられるかを拝せばよくわかります。下山抄には「教主釈尊より大事なる行者」と仰せです。

 この御意は、日蓮大聖人こそ、釈迦仏の予言・証明に照らされて御出現された三世十方の諸仏の根源の御本仏、久遠元初の自受用身、末法下種の主・師・親であられるということです。

 この御本仏に対し、御在世の日本は乱暴狼藉を働き、ついには竜の口で御頸を刎ね奉らんとする血の凍るような大逆罪を犯しました。下山抄にはその大罰を「現当二世にのがれがたし」と。まさに国家が現当二世に大罰を受けるのです。

 このゆえに当時の日本国のみならず、未来の日本国にもこの大罰が及ぶのです。しかし同時に、この大罰こそ、御本仏日蓮大聖人が日本国の一切衆生を現当二世にお救い下さる順逆二縁の広宣流布の重大御化導なのです。

御在世の逆縁広布

 まず御在世の日本国を見れば、大聖人の御頸を刎ね奉らんとした大逆罪により、3年後の文永11年、忽ち大蒙古の責めが起きました。さらにその7年後の弘安4年、大蒙古は空前の大軍をもって再び日本を襲いました。

 この大恐怖の中に、日本国の一切衆生は、立正安国論の御予言的中を眼前にしました。また竜の口における大聖人様の御尊容をも伝え聞き、国主・北条時宗以下国中の人々が、大聖人様の絶大威徳、偉大さを知り、心中に改悔を生じました。

 かくて人々は逆縁の中にも、未来に仏に成るべき種をこのとき植えて頂きました。これが大聖人御在世の「逆縁広宣流布」の重大御化導です。

未来の順縁広布

 そして大聖人様は、未来広宣流布前夜の日本国について「末法濁悪の未来」と仰せです。

 この仰せのとおり、現在の日本は、人々の心は三毒に覆われ、凶悪犯罪が国中にあふれています。まさに濁悪の直中です。

 さらに重大なことは、正系門家が大聖人様に背き、御遺命違背、極限の大謗法を犯していることです。「仏法は体、世間は影」であれば、日本の亡国は必定です。

 ここに「前代未聞の大闘諍」がまず全世界に巻き起こり、その中「他国侵逼」の大難が急速に日本に迫りつつあるのです。

 強力な核兵器を持つ修羅の独裁国家 中国・ロシア・北朝鮮は、アメリカの属国のような日本を憎み、まず日本を侵します。この大難は「仏法より事起こる」ゆえ、いかなる防衛努力も役に立ちません。

 このとき大聖人様は、この亡国の大難を用いて、いよいよ広宣流布をあそばすのです。

 国まさに亡びんとするとき、全日本人ははじめて「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」との重大な仰せにめざめ、我が命を惜しむゆえに、一国一同みな頭を地につけ掌を合せて「南無日蓮大聖人」「南無妙法蓮華経」と必ず唱えるに至るのです。「ただをかせ給へ、梵天・帝釈等の御計いとして、日本国一時に信ずる事あるべし」(上野殿御返事)との仰せは、まさしくこのことです。

 いま広宣流布の最終段階に、大聖人様のこの重大御化導のお手伝いをさせて頂けること、顕正会はなんと有難い宿縁でしょうか。

憂えるはただ日本国の安危

 今回の浅井先生のご指導を拝せば、なぜ顕正会が「日蓮大聖人の仏法を立てなければ国が亡ぶ」と一国に叫んでいるか、おわかり頂けたのではないでしょうか。

 それはただ「日本国を救わん」との思いからです。

 もし他国に国を破られれば、全国民の命が危機に瀕することになります。

 浅井先生は「一切の大事の中に、国の亡ぶるが第一の大事にて候なり」との蒙古使御書の一節を引かれ、「ここに憂えるは、ただ日本国の安危である」と仰せです。

 この「法を知り、国を思うの志」こそ、大聖人様の御心であり、浅井先生率いる顕正会の大精神なのです。