慧妙が大草一党の謗法与同について稚拙な反論をしたようです

見え透いたペテンを弄する「慧妙」

 ネパールのルンビニ仏教大学と共同・協力して、様々な国の邪僧らを招いた上で、釈迦像を祀り、釈迦仏法の大事を訴える「謗法セミナー」を開催するというおぞましい謗法与同を犯した、日蓮正宗理境坊所属の妙観講の講頭・大草一男の一党。

 この事実が明るみに出て、このままでは宗内でせっせと築いた地位が瓦解してしまうと焦ったのでしょうか。大草一党が編集に関与する謀略紙「慧妙」(令和6年9月1日号)は、反論のようなものを掲載したようです。

 ところがその内容たるや、すぐバレるウソか、反論にもなっていない強がりで紙面を埋めるという、なんとも惨めなものでした。素直に反省できず、さりとてまともな反論もできない彼らの胸中を察すれば、痛々しくて目も当てられません。

 きっと、今回反論のポーズだけ示しておいて、あとはダンマリを決め込み、時の流れが傷口を癒してくれるのをひたすら待つ心づもりなのでしょう。「生存戦略」としては理解できますが、大聖人様への信心のカケラもないことを露呈し、後生の「入阿鼻獄」を確定的にしていることに気づかぬあたりが何とも哀れです。

 今回の記事では、顕正新聞令和6年10月5日号の「世相閻魔帳」をもとに、「慧妙」のウソと大草一党の謗法与同の実態を明らかにしたいと思います。

謗法セミナー共催を裏付ける証拠

 まず慧妙記事は、〝富士ブディストカレッジは、ルンビニ仏教大学と共同・協力して謗法セミナーなど開催していない。黄倉光治は招待されて参加しただけ〟などと見え透いたウソをついているようです。

 先日書いた記事で、「きっと大草一男やその一党は、こんな言いわけをしてくるんだろうな」と予想したとおりの内容に、思わず吹き出しました(笑)まあ、こういうふうにごまかすしかないのでしょう。

 でも、これが真っ赤なウソであることは明らかです。

 閻魔帳は、「大草一党が謗法セミナーを共同・協力して開催した証拠を示す」として、次のように指摘しています。

 まず、謗法セミナーの壇上に掲げられた横断幕には、ルンビニ仏教大学のロゴの右横にハッキリと「In Collaboration with」(共同・協力の意)との文言と、その直下に富士ブディストカレッジ(大草一党)のロゴがプリントされている。

 ちなみに「共同・協力」の意を示す英文とロゴは壇上横断幕のみならず、会場内外に掲出された看板やスポンサーパネルのようなもの、さらには謗法セミナーで登壇したことを証明する「証明書」や「記念品」等のいたるところにプリントされている。

 いかがでしょうか。このように、「富士ブディストカレッジ」のロゴと「In Collaboration with」(共同・協力)の文字がはっきりと印刷され、しかもそれがセミナーの横断幕のみならず、証明書やスポンサーパネルなど至るところに掲げられているのですから、「富士ブディストカレッジ」がルンビニ仏教大学と「共同・協力」して謗法セミナーを開催したことは明らかです。

 さらにもう一つ、閻魔帳は「大草一党がルンビニ仏教大学と共同・協力して謗法セミナーを開催したことを決定付ける証拠を示す」として、黄倉がセミナー司会者から表彰された事実を突きつけました。

 司会者は、オープニングセレモニーの最後、「セミナーに多大なご支援(Remarkable Support)をいただいた富士ブディストカレッジの黄倉光治さんに深く感謝し、感謝状を差し上げたい。彼の多大なご支援に心より感謝申し上げます」と述べて黄倉を表彰し、ルンビニ仏教大学の副学長が「感謝状」を贈呈しました。

 このような表彰と「感謝状」の贈呈を受けたのは、多くの参加者の中で2人だけ。ルンビニ仏教大学と「In Collaboration with」(共同・協力)して謗法セミナーを共催した「富士ブディストカレッジ」の黄倉と「菩提寺」(台湾)の代表者だけです。ちなみに菩提寺の方は、この謗法セミナーを「共催した」ことをSNSで認めています。

 このように、ルンビニ仏教大学から「セミナーへの多大な支援(Remarkable Support)」を感謝され、もう一人の「共催者」である菩提寺とともに表彰され、感謝状までもらった「富士ブディストカレッジ」が謗法セミナーを共同・共催したことは一点の疑いもありません。

強がるだけの大草一党

 この明らかな謗法与同に対し、慧妙記事はどんな反論したのでしょうか。答えはこうです。

 「背景パネルに『共同・協力』という言葉があったのを奇貨として、富士ブディストカレッジがルンビニ大学と共同・協力してセミナーを開催した、と繰り返し繰り返し強調した『世相閻魔帳』編集子は、まさに英語力ゼロ、それどころか閻魔法皇に舌を抜かれて地獄に堕ちるだろう」と。

 ちょっと意味不明ですよね(笑)

 「奇貨」も何も、謗法セミナーの横断幕等に「共同・協力」したとハッキリ書かれているのですから、それが謗法セミナー共催の動かぬ証拠です。

 つまり慧妙記事は、ただ苦し紛れに「英語力ゼロ!!」と叫んでいるだけなのです。なんと痛々しいことでしょうか。

 閻魔帳は次のように一刀両断しています。

 これらはもはや誤魔化しようがないため、慧妙記事は・・・全く反論の体すらなしていない、非論理的で意味不明な悪口を書き殴っている。

 もし、この慧妙記事を読んで納得する者がいたら、それこそ〝英語力ゼロ〟どころか〝日本語力ゼロ〟のおバカであろう。

 「In Collaboration with」を「共同・協力」ではないというなら、何と訳すのか明記すべきところ、それすらも示せずに「英語力ゼロ、それどころか閻魔法皇に舌を抜かれ……」と悔し紛れの悪口しか言えないところに、大草一党の辛酸がヒシヒシと伝わってくる。

 胸のすく破折ですね。〝富士ブディストカレッジは、ルンビニ仏教大学と共同・協力して謗法セミナーなど開催していない。黄倉光治は招待されて参加しただけ〟との言い訳がウソであることは一目瞭然です。

大草メッセージの内容を偽る

 また慧妙記事は、黄倉が謗法セミナーで読み上げた「大草一男のメッセージ」の内容も偽っているようです。

 「釈尊の仏法がすでに廃れて力を失っているので、今こそ真実の仏法を探し、求めていかなければならない」というものであったと。

 いやはや、ちょっと理解に苦しみます。なんでこんなすぐバレるウソを書くのでしょうか。黄倉が読み上げた「大草一男のメッセージ」の全文はYouTubeで確認できるので、そのような内容のメッセージでは全くないことは誰にもわかるのですが・・・。

 想像するに、きっと法華講員なら簡単に騙せる、あるいは、黄倉が読み上げた「大草一男のメッセージ」の全文をわざわざ視聴する法華講員なんていないと高を括っているのではないでしょうか。

 慧妙に書かれた「大草一男のメッセージ」の内容が真実か否かを知りたい法華講員は、ぜひ黄倉の登壇全文を視聴し、また、世相閻魔帳を熟読することをおススメします。

黄倉ひとりの問題にしようと躍起

 さて、追い詰められた大草一党が最後にとる行動パターンは、いつも同じです。慧妙記事は次のような言い訳をしています。

 〝富士ブディストカレッジは、黄倉が現地で布教して入信した人達に宗門の教学を教える「勉強会の集まり」〟と。

 これは、「富士ブディストカレッジ」が邪宗の大学とコラボして謗法セミナーを共催した事実は否定しきれないため、あたかも黄倉の個人サークルであるかのように矮小化して、「大草講頭や妙観講は、この件とはぜんぜん関係ありませんヨ。黄倉が個人的にやったことですヨ」と言いたいのでしょう。なんと卑劣な輩でしょうか。

 しかし、これも真っ赤なウソです。閻魔帳は次のように喝破しています。

 その実態はルンビニ仏教大学と日蓮正宗理境坊妙観講が共同で設立した団体にほかならない。

 その証拠に、富士ブディストカレッジのロゴは、妙観講のロゴ(鷹が鶴を頭から食い潰したようなデザイン)と同一であり、しかもロゴの真下には「Established in collaboration between LBU and NRM」(ルンビニ仏教大学〈LBU:Lumbini Buddhist University〉と妙観講〈NRM:Nichiren-shoshu Rikyobo Myokanko〉の共同設立)と英文で明記されている。

 にもかかわらず、それらについて慧妙記事は一切言及していないのだ。

 こういったところに、〝「慧妙」の読者だけを騙せればよい〟との大草一党の狡猾さが出ている。

 当然のことながら、黄倉が謗法セミナーの壇上で大草のメッセージを読み上げたということは、大草が謗法セミナーの趣旨と概要を事前に把握した上でメッセージを作成し、それを黄倉に託したことを意味している。

 しかも謗法セミナーの冒頭、司会者はこう発言している。

 「日本を代表する大草一男師(Reverend Kazuo Okusa representing Japan)はオンラインで接続している。彼の使い(his messenger)である黄倉光治さんに、代表者席に座っていただきたいと思う。黄倉光治さんは壇上に上がって席にお座りください」と。

 黄倉は、あくまで「日本を代表する大草一男師」の〝使い〟なのだ。

 かく見れば、「黄倉氏はそこに招かれて出席したにすぎない」などとする慧妙記事がウソで、大草一党が能動的に謗法セミナーをルンビニ仏教大学と共同・協力して開催したからこそ、〝使い〟である黄倉に自らのメッセージを代読させたと言えよう。

 黄倉一人の問題にして責任逃れを図ることは許されない。

謗法への布施

 さらに閻魔帳は、大草一党の驚くべき謗法行為をスクープしました。

 ルンビニ仏教大学に問い合わせたところ、なんと「富士ブディストカレッジから寄付を受けた」と述べたというのです。

 これがどれほど許されざる行為か。閻魔帳は次のように指摘しています。

 言うまでもなく、同大学は構内に釈迦仏法の寺院を擁し、釈迦の仏像を何体も祀り、行事等のたびに釈迦像に祈りをささげる邪宗の大学だ。このような謗法の大学に寄付した大草一党の所為は「謗法への布施」に当たることは論を俟たない。

 「改訂版 法華講員の心得」(日蓮正宗宗務院)には「私たちが信仰していくなかでいましめなければならないことは、他宗教に与同し、……他宗への寄付や布施をすることなどの謗法です」と記してある。

謗法まみれの大草一党は宗門追放しなければなりません

 いかがでしょうか。このように大草一党は、「富士ブディストカレッジ」なる団体を作り、邪宗の大学とコラボして邪宗の僧侶を招き釈迦像を祀る「謗法セミナー」を共催したのみならず、あろうことか「謗法への布施」まで行っていたのです。御金言のごとくなら入阿鼻獄は必定です。

 また、もし早瀬日如管長や宗門執行部が、このような謗法まみれの輩を見て見ぬふりし、宗内で放置し続けるなら、宗内はますます乱れ、御本仏日蓮大聖人の御罰を蒙ることまた疑いありません。

 早瀬管長は、謗法まみれで汚らわしい大草一党を直ちに宗門から追放しなければなりません。