木村拓哉、斉藤和義、山田邦子etc…?
ネットで調べ物をしていたら、「顕正会に入信している芸能人一覧」みたいなサイトが結構あるのを知って驚きました。
それらのサイトによると、元SMAPの木村拓哉さんや、シンガーソングライターの斉藤和義さん、お笑いタレントの山田邦子さんなどについて、「顕正会に入信しているのでは?」という噂があるようです。
ところが、よくよく読むと、これらのサイトはどれも創価学会や日蓮正宗(宗門)の関係者と思しき人物が顕正会の悪口中傷を吹聴するために「芸能人」ネタを使って一般人を呼び込もうとしているもののようです。いやはや、なんとも姑息ですね(笑)
しかも、部外者が悪意と憶測に基づいて書いているので、その内容もデマばかりです。
そこで、この記事では、現役の顕正会員である私が、顕正会に入信している芸能人のことについて書いてみたいと思います。
顕正会に入信している芸能人とは
まず結論から書きます。
ネット上には、木村拓哉、斉藤和義、山田邦子など、いろいろな人が「顕正会に入信しているのでは?」との噂があるようですが、私はこれらの方々が顕正会に入信しているかどうか知りません。
もちろん、実際に顕正会に入信されているのかもしれませんし、していないのかもしれませんが、少なくとも現役顕正会員である私はそのようなことを見聞きしたことはありませんし、先輩から教わったこともありません。
さらに言うと、「顕正会にどんな芸能人が入信しているか?」ということ自体にあまり興味がありません。
なぜなら、私たち顕正会員が仏法を実践する目的は、日蓮大聖人の仰せのとおりの信心をして、仰せのままの功徳を頂き、一生成仏を得させて頂くことですから、芸能人の誰がやっていようといまいと関係がないのです。
もし「正しい宗教なら有名な芸能人もやっているはずだ!」というのであれば、それこそキリスト教や他の邪教をやっている芸能人も多いことでしょう。でも、だからと言って、その宗教が正しいことにはなりません。
日蓮大聖人は「汝只正理を以て前とすべし。別して人の多きを以て本とすることなかれ」(聖愚問答抄)と仰せられています。信仰の正邪は正しい道理の有無で判断すべきであり、その信仰をする人の多さや著名人の有無によるのではないのです。
顕正会の「芸能界」事情
こう書くと、「ふん、そんなゴタクを並べたってダメさ!顕正会の弘通が日本で独走しているのは認めるけど、だったら芸能人の一人や二人いてもおかしくないはずだ。どうして世間に知られていないのさ!」という学会員・法華講員の声が聞こえてきそうです。
どうも顕正会憎しのあまり、当たり前の道理がわからなくなってしまっているようですね。これも大聖人一期の御遺命に背き奉る罰なのでしょう。
答えは簡単です。
もし顕正会に入信している芸能人がいたとしても、それを世間に公表しなければならない理由がないからです。
日本にはいわゆる「芸能人」が大勢いますが、その中で自分の信仰する団体名を世間に公表している人の割合は何%でしょうか。たとえばジャニーズJr.やAKB48のメンバーで、「僕は〇〇教に入っています」、「私は□□会の会員です」と公表しているメンバーは、はたして何%でしょうか。おそらく皆無に近いでしょう。でも、彼ら・彼女らのほとんどは、先祖代々の宗教など、何らかの信仰を持っています。
このように、ある芸能人がどのような信仰をしているかと、そのことが世間に公表されているかとは、全く別の問題なのです。
ですから、顕正会に入信している芸能人たちがそのことを世間に公表していなくても何らおかしなことではなく、むしろふつうのことといえるでしょう。
このようなことを取り上げて騒ぐこと自体がおかしいのです。
ちなみに誤解のないように書いておくと、顕正会員の職種は多種多様です。私が総幹部会や顕正新聞で見聞きしただけでも、国家公務員、医師、看護師、美容師、一級建築士、不動産鑑定士、弁護士、税理士、教師、新聞記者、地方議員、調理師、パティシエ、IT技術者、保育士、塾講師、有機栽培農家など、素晴らしい仕事をしている方が多くいらっしゃいました。ですから、顕正会員の中に芸能人がいたとしても全く不思議はないと思います。
顕正会と「芸能人」に関するデマ情報を一刀両断
最後に、顕正会と「芸能人」に関するデマ情報を垂れ流しているサイトを一刀両断しておきましょう。先に書いたとおり、これらのサイトは創価学会や日蓮正宗(宗門)の関係者と思しき人物が顕正会の悪口中傷を吹聴するために「芸能人」ネタを使って一般人を呼び込もうとしているものです。
これらのサイトでは、「顕正会には芸能人の会員がいない」ことを前提として、その理由を次のように書いています。
・会長が名利を求めていない
・芸能人が多い創価学会と対立している
・公安警察からマークされている
そもそも「顕正会には芸能人の会員がいない」という前提自体、根拠のない憶測にすぎないのですが、その理由を彼らなりに「妄想」してみたのが、これらの「理由」のようです。一つずつ検証してみましょう。
まず「会長が名利を求めていない」について。
もちろん、会長の浅井先生は、池田大作や阿部日顕と違い、世間の名利を求めるような御方ではありません。しかし、だからと言って、「顕正会に入信している芸能人がいない」ことにはなりません。友人・知人から折伏を受けて入信している顕正会員の芸能人がいても、何ら不思議はないのです。
次に「芸能人が多い創価学会と対立している」について。
これも単なる憶測にすぎません。学会が芸能界で力を持っているとしても、だからと言って、「顕正会に入信している芸能人がいない」ことにはなりません。単に公表していないだけという顕正会員がいても何ら不思議はありません。
最後に「公安警察からマークされている」について。
これは悪質なデマです。以前、「顕正会は公安からマークされている」と中傷した宗門末寺「誠諦寺」は、顕正会から名誉毀損で提訴されました。裁判所は「顕正会が公安からマークされている事実は認められず、これを真実と信じる相当な理由もない」と認定して顕正会勝訴の判決を下し、誠諦寺は顕正会に50万円の賠償金を支払っています(詳しくはこちら)。
いかがでしょうか。このような「妄想」を書き連ねた上で、顕正会を誤解させるための誹謗中傷へと誘導しているのが、学会・宗門関係者と思しき者のサイトの実態です。なんとも悪質ですね。
顕正会の羅針盤
顕正会は、末法の御本仏・日蓮大聖人の御遺命たる国立戒壇建立を見つめて戦う唯一の仏弟子の集団です。
その行動原理は、「今もし大聖人様ましませば何と仰せあそばすか」であり、御本仏日蓮大聖人の御金言こそ顕正会の羅針盤です。
浅井先生のご指導を拝してみましょう。
私共は大変心の弱い凡夫です。常に大勢順応主義です。善悪はともかくとして、大勢の人が行けばそれについて行こうと、これは悪口を恐れ、安全でありたいと思うからです。しかしながら、仏法の世界だけは大聖人の仰せを基準として、それに違う場合には、時として自分の生命にかえても敢然と立たねばならん時もある。
佐渡御書に云く
「当世の学者等は畜生の如し、智者の弱きをあなずり王法の邪を恐る、諛臣と申すは是なり。悪王の正法を破るに、邪法の僧等が方人をなして智者を失はん時は、師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし。例せば日蓮が如し。これおごれるにはあらず、正法を惜しむ心の強盛なるべし」と。
基準はあくまで仏法の道理であります。大聖人様の御意であります。権力のある者の云う事が常に正しいとは限らない、大勢のおもむく所が正しいとは限らない、もし大勢の向かう所が仏法に則っていれば、それに従って行くのが当然であります。
だが違っていたらどうすべきか。その時こそ師子王の心を奮い起して敢然と立たねばなりません。そこには当然難があろう。だが「仏になるべし」と仰せであります。…
ここに妙信講(注、顕正会の前身)の決意として、たとえ天下挙ってそしるとも、一人の大聖人様が御うなずき遊ばすならば何を恐れる事があろうかと。「愚人にほめられたるは第一の恥」であります。常に大聖人様を見つめて行く、大聖人様がこうだと仰せならばそれに突き進む、これが永遠に変わらぬ妙信講の羅針盤であります。
「顕正会 試練と忍従の歴史」
いかがでしょうか。この顕正会の一貫不変の大精神を知れば、私たち顕正会員にとって「どの芸能人が顕正会に入信しているか」などということが、いかに些末でどうでもよいことであるか、ご理解頂けるものと思います。
世間の毀誉褒貶を顧みず、ただ御本仏日蓮大聖人を一筋に信じ、御遺命たる広宣流布・国立戒壇建立を見つめて死身弘法を貫き、大聖人の大恩徳を一国に告げ知らしめる仏弟子の大集団――。それが浅井先生率いる顕正会なのです。