「公安」監視団体から顕正会へ
顕正新聞7月5日号に、おもしろい登壇が載っていました。なんと、かつて極左団体に幹部として所属し、公安から徹底マークされていた方が、顕正会に入信したというのです。いやはや、すごいですね!広宣流布が近づくにつれて、多様なバックグラウンドを持つ方々が集ってくるようです(笑)
その方は、専門学校卒業後、大手電気メーカーに就職したものの、会社の待遇に不平等を感じて労働組合に入り、世の中の不公平を変えたいとの思いから積極的に活動したそうです。
ところが、所属していた組合が某極左団体の関連組織だったことから、いつの間にか極左団体へと所属が移っていたそうです。この団体は、労働者階級による共産革命と資本主義の廃絶をめざし、そのためなら武力行使も辞さないと公言し、公安からも徹底マークされている団体だったというのです。
その後、活動を引退したものの、職を転々とし、持病の喘息も苦しくなり、生活が苦しくなっていったとき、顕正会員から折伏を受けたのです。
顕正会の清々しさ、求めて入信
この方によると、極左団体で活動していた頃、顕正会員や学会員と接する機会があったそうですが、学会員が濁った目で薄ら笑いを浮かべ、怪しげな態度で近づいてくるのに対し、顕正会員は澄んだ目と真摯な態度で、広告文や特集号片手に接してくるため、しまいにはひと目見ただけで顕正会員かどうかわかるようになったそうで、この顕正会の清々しい姿を見ていただけに、折伏を受けたとき、「ぜひやってみたい」と心が動き、素直に入信したそうです。いやはや、宿縁を感じますね!
入信勤行で初めて東京会館を訪れた際には、荘厳かつ堅牢な会館のたたずまいと、そこに集まる顕正会員の生き生きとした姿を見て大感激し、かつて極左団体にいたときに接してきた学会員や日蓮正宗の輩とは天地雲泥で、顕正会員の生命力に満ちあふれた姿に衝撃を覚えたそうです。
入信後、恋慕渇仰の遥拝勤行を実践すると、壁が厚く防音がしっかりした住まいに直ちに引っ越しが叶い、気兼ねなく勤行できる環境に一変する功徳を頂いたそうで、今では折伏にも立ち上がり、人と国を救わんとご奉公に励んでいるそうです。
突然、公安の警察官から連絡が・・・
また、ある日、公安の警察官から突然この方に問い合わせがあったそうで、その内容は、「公明党の反主流派の青年部による大規模デモの実施日を知っているか」というものだったそうです。公安警察の口ぶりからは、学会が反主流派のデモを抑制しようと圧力をかけているのではと窺われたそうで、学会の内部崩壊が確実に進んでいることを感じたそうです。
真に人と国を救うのは「国立戒壇建立」
そして、私がいちばん感激したのは、この方の最後の言葉でした。
いま基礎教学書を真剣に学ぶ中に、曽て信じていた「労働者の団結が世界を救う」ということが、まやかしであったことがよくわかりました。
真に人を救い、国家安泰・世界平和をもたらすのは、階級闘争を煽る修羅界の思想たる共産主義でも、貪欲に支配された強欲資本主義でもなく、「本門戒壇の大御本尊」の妙用により、国家権力をも仏界化する「国立戒壇建立」以外にないことを大確信するものであります。
そして日本にひとたび国立戒壇が建立されるや、何ものにも壊されぬ金剛不壊の仏国となり、世界が寂光土と化し、そのとき、飢饉・疫病・戦争が地球上から消滅することを伺っては、国立戒壇の利益の雄大なスケールに大感動が込み上げるものであります。
顕正新聞令和3年7月5日号
いかがでしょうか。この方自身、方向性は違えども、何とか世の中を良くしたいとの思いで一所懸命活動してきたからこそ、真に人を救い国を救う大聖人の仏法の素晴らしさに命震える大感動が込み上げるのだと思います。
「日蓮大聖人は、末法濁悪の人と国を、根底からお救い下さる大慈大悲・絶大威徳の御本仏であられる」との広告文の一節が思わず胸に浮かんでます。なんと有難い御本仏、なんと素晴らしい御大法でしょうか。
私も広告文と特集号を手に、広宣流布のお手伝いに励んでいきたいと思います!