来年(令和8年)の教学試験のテキストは・・・

冨士大石寺顕正会の11月度総幹部会で、来年(令和8年、2026年)の教学試験の出題範囲が発表されました。

それによると、来年は登用・5級・4級の試験が行われ、登用試験と5級試験のテキストは「基礎教学書 日蓮大聖人の仏法」、4級試験のテキストは基礎教学書&「正本堂の誑惑を破し懺悔清算を求む」のようです。

浅井会長は、教学を学ぶ目的について、このように仰せ下さいました。

教学はなにも物知りになったり、智識を得るために学ぶのではない。自身の一生成仏のため、そして広宣流布のために学ぶのである」と。

今からワクワクしてきますね!

「基礎教学書」こそ畢生の重書

浅井会長は、基礎教学書がいかに凄い書であるかについて、次のように指導下さいました。

私は先生が著わされた『基礎教学書』を学べることを決して当り前と思ってはいけないと、つねづね思っております。

御書はまことに甚深で、泳ぎ方を知らない者が太平洋に放り出されたら溺れてしまうように、たとえ凡夫が御書を読んでも、日寛上人の智目を通さなければその元意は絶対にわからない。

そこに先生は『御書を心肝に染め、極理を師伝せよ』との日興上人の仰せのまま、お若きころから日寛上人の御指南を通して御書の極理を師伝され、あるときはかつての機関誌に仏法の解説書をいくどか認められ、また平成元年には『折伏理論解説書』を発刊され、そしてそれを土台として大幅に筆を加えられ、平成二十七年に基礎教学書を著わして下さったのであります。

激務の合間に暇を見つけては執筆され、実に二年もの歳月を費やして基礎教学書を上梓された先生のお姿、その一文字一文字に込められた大忠誠心を拝察すれば、熱涙が込み上げてまいります。

私は先生が基礎教学書を著わされたのち、事あるたびに大事を留め置くことが叶ったことを『よかったなあ』と安堵されたご様子でお悦びになっておられたそのご表情を忘れることができません。

基礎教学書の発刊にあたり先生は、かく仰せ下さいました。

『私は、何としても全日本人に日蓮大聖人の大恩徳と、三大秘法の尊さ・有難さをわからせたい――ただこの一年で、心血を注いで書き上げた。

まさに広宣流布のための『基礎教学書』である。

まず全顕正会員が熟読し、心肝に染めてほしいと念願している』と。

謹んで案ずるに、日蓮大聖人の御書を拝読する鍵を、その相伝の極理を不世出の大学匠・日寛上人が六巻抄等に著わされ、そして広布前夜にいたり、浅井先生が広宣流布のために基礎教学書を著わして下さったのであります。

そして、日寛上人が所説の正しさを御自身の臨終を以て証明されたごとく、浅井先生もまたご自身の臨終の証拠を以て、基礎教学書に記された内容は大聖人の御心に寸分違わぬものであることを証明して下さったのであります。

されば全顕正会員は、基礎教学書こそ、先生が広宣流布のために留め置かれた畢生の重書と心し、深く学んでいかねばなりません」と。

いかがでしょうか。基礎教学書の重み、その一文字一文字に込められた浅井先生の「何としても全日本人に日蓮大聖人の大恩徳と、三大秘法の尊さ・有難さをわからせたい」との大忠誠心が胸に迫っては、大感動に包まれます。

ことに私自身、基礎教学書をいつも身近に感じていただけに、「先生が著わされた『基礎教学書』を学べることを決して当り前と思ってはいけない」との会長のご一言は、深く命に突き刺さりました。

ましてこのたび会長より、先生が基礎教学書を著わされた後、事あるたびに、大事を留め置くことが叶ったことを「よかったなあ」と安堵したご様子でお悦びになっておられたと伺っては、まさに先生は、御逝去に先立ち、広宣流布のため、遺された弟子のために、生涯かけてのご研鑽の集大成を留め置いて下さったのだ、ご高齢の御身を励まし、その一文字一文字を、原稿用紙の裏面に鉛筆で書き上げて下さったのだと伏して拝しては、尊きお姿が胸に浮かび、熱涙を禁じ得ません。

私も先生の「畢生の重書」たる本書を深く学び、命に刻んでいきたいと思います。

正本堂崩壊をもたらした「平成二年の諫暁書」

次いで浅井会長は、「正本堂の誑惑を破し懺悔清算を求む」の重大意義を、次のように指導下さいました。

この平成二年の諫暁書こそ、先生が学会・宗門の御遺命違背にトドメを刺されると同時に、国立戒壇への大展望を開かれた歴史的重書であります。

そして偽戒壇・正本堂の崩壊という大現証をもたらした『徴有る文』というべきものであります。

『浅井昭衞先生三回忌法要』特集号に掲載させて頂いた、阿部日顕の悪書の余白に書き込まれた先生の破折のメモと『為所破持此也(所破の為に此れを持すなり)浅井昭衞』との雄渾なお文字を拝見すれば、いかに先生が一念に億劫の辛労を尽くして御遺命破壊の大誑惑を徹底粉砕されたのか、その凄まじいまでのご気魄が強烈に命に迫ってまいります。

先生は常々かく仰せになっておられました。

『こと御遺命に関することは、いかなるたばかりをも粉砕する力を持たなければいけない』と。

平成二年の諫暁書を学ぶに当っては、かかる先生のお心を胸に懐いて学び、御遺命たる国立戒壇の本義、その大事を深く命に刻み、いかなる国立戒壇に対する邪難をも破折する『巧於難問答の行者』としての実力を備えてまいらねばなりません。

そのような思いでしっかりと心腑に染めてほしいと思います」と。

いかがでしょうか。御遺命破壊という未曾有の大悪にトドメを刺すのみならず、国立戒壇建立への大展望を開かれ、さらには「正本堂崩壊」という大現証まで伴ったこの書の歴史的重大意義には震える大感動がこみ上げます。

私も「こと御遺命に関することは、いかなるたばかりをも粉砕する力を持たなければいけない」との浅井先生のお心を胸に、「巧於難問答の行者」をめざして教学研鑽に励んでいきたいと思います!