謗法にまみれる宗門「海外部」の実態
顕正新聞4月5日号に、日蓮正宗(宗門)の目を疑うような謗法与同を暴く記事が掲載されていました。
「宗門『海外部』の驚愕の実態」と題する「世相閻魔帳」によると、インドネシアにある宗門の現地組織「インドネシア日蓮正宗仏教会」(以下、端的に「インドネシア日蓮正宗」と略称)が、おぞましい謗法与同をしていたというのです。

この写真には、インドネシア日蓮正宗のロゴ(紫色の蓮の花のようなデザイン)と、宗門坊主たち(「法清寺」住職の戸沢良昭と「妙願寺」住職の土田法積)、そして現地の中心的信者たちが映っています。
ところがこの組織、なんとインドネシアの複数の仏教団体が宗派の垣根を越えて交流する〝邪宗連合〟「インドネシア仏教協会」に、創設団体の一つとして所属しているのです。
つまり、謗法を折伏するどころか、自ら謗法団体にすり寄り、邪宗連合の創設に加わっていたのです。なんとおぞましい謗法与同でしょうか。
しかし彼らの謗法与同はこれに止まりません。その実態は、もはや「行くところまで行ってしまった」と思われるほど〝酷い〟ものだったのです。
謗法イベントを共催
まずはこちらの写真をごらんください。

中央に大きな釈迦像が横たわり、右下には金色の釈迦像が祀られているのがわかります。さらに緑の横断幕には、教会やモスクのデザインがあしらわれています。
このおぞましすぎる写真は何かというと、令和5年にインドネシア仏教協会が開催したイベントの様子です。
このイベントでは、イスラム教やキリスト教などの邪教関係者らが招かれ、「寛容の精神」云々を述べていたそうです。
そして、このような邪教の関係者らを招く謗法イベントを、なんとインドネシア日蓮正宗が邪宗と肩を並べて共催していたのです。
その証拠に、写真上部の電子パネルと中央の緑の横断幕には、彼らのロゴが表示されています。また壇上の一番左には、住職の戸沢とともに何度も大石寺に登山している法華講員の女性が参加しているのです。
閻魔帳は「インドネシア日蓮正宗が邪宗と肩を並べ、邪教の関係者を招くなどした謗法イベントを共催したことは疑いない」と呵責しています。
ローマ教皇を歓迎
ところが、もっとおぞましい謗法与同を彼らは犯していたのです。
その決定的な写真がこちらです。

いかがでしょうか。一分の信心がある方なら、思わず「ぎょっ」としたのではないかと思います。
これは、令和6年9月4日、インドネシア仏教協会が「ローマ教皇」の同国訪問を受けてSNSに投稿した画像です。
もちろん、インドネシア日蓮正宗も同協会の一員ですから、そのロゴがハッキリと表示されています。
では、この画像にはどんなことが書かれているのでしょうか。それは次のような言葉でした。
「インドネシア仏教協会ファミリー全員はこう言っています:ようこそ、フランシスコ教皇聖下」
また、同協会が画像とともに投稿した短文は、次のようなものでした。
「インドネシア仏教協会ファミリー全員は、フランシスコ教皇聖下のインドネシアへのご来訪を歓迎いたします。すべての訪問日程が何の障害もなくスムーズに進むことを願っています」
つまり、インドネシア日蓮正宗は、邪宗連合の「ファミリー」として、あろうことか「ローマ教皇」の訪問を歓迎していたのです。信心が無くなるとここまで狂うのかと、驚きを禁じ得ません。
閻魔帳は「インドネシア日蓮正宗が、インドネシア仏教協会と一体となってローマ教皇のインドネシア訪問を歓迎したことは、この画像等を見れば一目瞭然だ」と喝破しています。
急ぎ正義を宣示せよ
いかがでしょうか。これらの実態を見れば、今の日蓮正宗(宗門)がいかに謗法にまみれて堕落しているかがわかります。
その責任は、宗門の能化で「海外部」を所管する漆畑日実(妙連寺住職)、そして宗門トップの早瀬日如管長にあることは言うまでもありません。
早瀬管長は、昨年10月の法華講講習会で、「謗法を許容するような信心は、絶対にあってはならないのであります。したがって、どうすればいいかといえば、謗法を破折することです。謗法は、破折しないと絶対に滅びないのです。では、その謗法を破折できるのはだれか。それは我々でしょう。我々しかいないのです。ですから私達は、邪義邪宗の謗法に対しては徹底的に破折していかなければならないという自覚をしっかりと持つことが大事なのです」などと一席ぶっていたようですが、その実態がこの為体ですから、呆れて物も言えません。
閻魔帳は、次のように鋭く指摘しています。
「宗門は池田大作に諂って『国立戒壇建立』という御本仏一期の御遺命に違背したのみならず、いまや僧俗を問わず上から下まで数々の謗法与同を犯している為体、もはや取り返しがつかない事態になりつつある。
早瀬管長は速やかに『国立戒壇』の正義を宣示し、宗門を日淳上人の清らかな昔に立ち還らせなければならない」