「顕正会・第二の原点」特集号が出来しました
冨士大石寺顕正会の10月度総幹部会を特集した顕正新聞11月5日号が出来しました。その名も「顕正会・第二の原点」特集号!
実は11月の初めに出来していたのですが、法戦に夢中で、記事を書くのが遅くなってしまいました・・・。
ご講演において浅井会長は、大事の御大会式と先生の一周忌が重なる10月を、顕正会「第二の原点の月」と定められ、毎年10月を迎えるたびに御遺命成就への誓いを新たにしていくことを表明されましたが、いよいよ大詰めを迎えた広布最終段階の戦いに勇躍歓喜を抑え切れません!
それでは、さっそく内容を見ていきましょう。
「特別追悼号」で六百万学会員を救わん
いま全顕正会には、会長が発刊して下さった浅井先生の「特別追悼号」の大感動が満ち満ちています。私も会館で購入しようとしたら、あっという間に売り切れで、なかなか手に入らないほどでした。
この特別追悼号によって、いま大勢の学会員が正義にめざめ、続々と顕正会に入会しているというのです!
それは、あの池田大作が、名誉会長であるにもかかわらず、死亡を公表しないまま荼毘に付し、誰にも遺体を見せられないほどの悪臨終だったのに対し、浅井先生の色白く、柔和な成仏の妙相に大感激する顕正会員の姿と、告別式におけるご拝顔の様子が収められた特別追悼号をみれば、たとえ難しい教義のことはわからずとも、その現証の一事をもって顕正会の正しさは一目瞭然だからです。
浅井会長は、学会からの感動的な入会報告を聞くたびに、「先生がご自身の臨終の現証を以て学会員を救っておられるのだ」と思えてならず、何より、先生ご逝去のひと月後に池田の死亡が公表されたことこそ、「六百万学会員を救い給う大聖人様の御仏意」と拝され、「私は、池田大作の道連れになって『入阿鼻獄』となる学会員を救わんとされた先生のご慈愛を、全学会員に知らせたい」と仰せられましたが、私も特別追悼号を手に、多くの学会員を救っていきたいと思います。
第二の原点の月
次いで会長は、10月13日の御大会式と、10月16日の浅井先生の一周忌法要の重大意義を述べられました。
浅井先生がご逝去されて以降初めてとなった本年の御大会式は、先生がいらっしゃったときと全く変わらぬ厳粛・荘重な空気で、ビデオを通して先生のご指導を拝聴しては、その有難さが命に染み入りました。
会長は、御付嘱状に背く学会・宗門を「御遺命の敵」「仏敵」と断ずるとともに、かかる師敵対・無道心の輩で充満する正系門家でただお一人、日寛上人の御指南から御書の極理を師伝され、大聖人様の甚深の御内証を拝し、御遺命実現に身命を賭して戦われた浅井先生こそ、「久遠元初から付き随われた大聖人様の本眷属」であられることを重ねて教えて下さいましたが、先生に師事し得た自身の宿縁の有難さを噛みしめました。
次いで会長は、浅井先生の一周忌法要の意義について、「一周忌法要こそ、顕正会の全幹部が、先生が熱願された国立戒壇建立への誓いを新たにする儀式であり、またそれが同時に、先生への最大のご報恩に相当る」として、次のように仰せられました。
「『十月十三日』の御大会式は格別、私たち先生の弟子にとって『十月十六日』は夢寐にも忘れない大事の日である。
日興上人・日目上人が御葬送の折の深い悲しみの中に堅めた誓いのまま〝広宣流布を今日にも明日にも〟との大情熱で戦われたことを軌範とし、私たちは、先生の御逝去の折の深い悲しみの中に堅めた『紅涙の誓い』を片時も忘れず、毎年十月十六日を迎えるたびに、先生のご念願たる大聖人御遺命の広宣流布・国立戒壇建立が未だ成就していない申しわけなさを噛みしめ、『何としても・・・』との、いっそうの決意を堅めていくのである。
ゆえに私は、御大会式と先生の御命日が重なるこの『十月』を、顕正会『第二の原点の月』であると心に定めている。
されば、先生が御逝去された令和五年の十月十六日を起点として、毎年この十月を節目として、それを指折り数え、いよいよ広宣流布を力強く進めていかんと決意する次第である」と。
会長の先生に対する深きご報恩の思いと、先生が熱願された御遺命成就を「一年でも早く」と指折り数えて戦われる凄まじいご決意にひれ伏す思いとなりました。
AIの進化で「一閻浮提の大闘諍」迫る
次いで会長は、これまで世界に一万数千発の核兵器が存在するも「恐怖の均衡」が保たれてきたのが、いまロシアをはじめ核保有国が核使用に言及しはじめ、AIの急速な進化が第三次世界大戦を早める要因となり、さらにその発火点となる台湾有事が切迫していることを指導下さいました。
日本では、AIといえば深刻なリスクよりも、バラ色の未来が待っているかのような楽観論が目立つ気がします。でも、会長が教えて下さったように、「AIのゴッドファーザー」と呼ばれ、今年ノーベル物理学賞を受賞したジェフリー・ヒントン名誉教授が、「(AIの)安全性への取り組みを本格化しなければ、人類を危険にさらす可能性がある」「歴史の分岐点にいると思う」と述べるなど、その分野の第一人者と呼ばれる人たちが警鐘を鳴らしているのです。
また、アメリカの外交戦略、ことに核問題についての大御所的な存在であるキッシンジャー元国務長官が、昨年5月の英国誌エコノミストのインタビューで、「世界はいま第一次世界大戦前のような危険な状況に置かれている」「均衡がわずかでも崩れれば破滅的な結果を招きかねない」「米中対立で今後5~10年以内に第三次世界大戦が発生する可能性がある」と述べていたことは衝撃的でした。
事実、「その発火点になる可能性が最も高い」といわれる台湾問題、なかんずく中国による台湾侵攻の時期について、米軍幹部は「2027年もしくはそれ以前」の可能性に言及し、その準備を着々と進めているのです。
もし中国が台湾を侵攻し、自衛隊が米軍の下請けとして軍事作戦を展開すれば、日本にある米軍基地や南西諸島などが中国の攻撃対象となります。こうして日本は戦場と化し、巻き込まれていくのです。
すべては日本一同の仏法違背と正系門家の師敵対という「仏法より事起こる」の大難であれば、いかなる防衛努力も虚しく、日蓮大聖人の仏法を立てる以外に根本解決はあり得ません。
「立正安国」の大道理を心腑に染めよ
そこに浅井会長は、「それを見つめて戦う私たちは、今こそ『立正安国』の大道理をよくよく心腑に染めるべきである」として、「国立戒壇を建立すれば、なぜ日本は安泰になるのか」という、全日本人が疑問に思うであろう根源的な問いについて明快に指導下さいました。
それは一言でいえば、宇宙的スケールの力用を有する諸天善神を従え、申し付ける絶大威徳まします御本仏日蓮大聖人が、この日本を厳然と御守護下さるからです。
会長は、この大事を理解せしむるために、諸天善神とは何か、目に見えない諸天の実在がなぜわかるのか、その力用はいかなるものか等を示されましたが、虚心に読めば、誰もが雲晴れる感動を覚えるに違いなく、「天照太神・正八幡宮も頭をかたぶけ、手を合はせて地に伏し給うべき事なり。乃至、梵釈左右に侍り、日月前後を照らし給う」(下種本仏成道御書)と、まさに諸天善神を従え申し付ける御本仏の大境界を如実に拝せば、いかなる者も手を合わせ、「日蓮によりて日本国の有無はあるべし」との重き仰せを命に刻むものと確信します。
さらに会長は、大聖人様が日本国を御守護下さる重大な文証を示されましたが、「聖人国に在り」との重き仰せ、また前代未聞の大闘諍・他国来難に打ち勝つため「第三の秘法」を御残し下された御本仏の大慈大悲に命が震え、その実体たる戒壇の大御本尊を国立戒壇に安置し奉るとき、「大梵天王・帝釈等も来下して蹋み給う」とは、なんと凄いことか。まさに国立戒壇が建立されるとき、諸天はその国を厳然と守護するのです。
このとき日本は金剛不壊の仏国となり、いかなる外敵からも侵されず、三災七難も消滅することは、「然れば則ち三界は皆仏国なり、仏国其れ衰えんや。十方は悉く宝土なり、宝土何ぞ壊れんや」との立正安国論の仰せに明らかです。
顕正会以外になし
いかがでしょうか。学会・宗門が第六天の魔王に誑かされ、「御遺命の敵」「仏敵」となり果てる未曾有の大悪が出来する中、先生だけが、かかる諸天を従え申し付ける御本仏の絶大威徳を如実に拝し、仏国実現の秘術たる国立戒壇建立の御遺命を守り奉り、その実現に身命を賭して戦われたのです。なんと凄いことでしょうか。
会長は、これ偏に先生が「大聖人様が召し出された『遣使還告』の大宿縁のお方ゆえ」と。
そこに、先生が二度の諫暁で言い置かれた大罰がいよいよ事実となり、大聖人様がこの大罰を用いて全日本人を改悔せしめ、広宣流布をあそばす時、この重大なる御化導をお手伝い申し上げるのは、「御遺命を守護し奉り、一筋の忠誠を貫かれた浅井先生が築かれた顕正会以外にはあるべくもない」との会長のお叫びが命に響いては、その一員たり得た宿縁にむせび泣く思いです。
私も広告文と特集号を手に、立正安国の御聖意を命に刻み、もっと加速度つけた御奉公をなし、広宣流布のお手伝いに励んでいきたいと思います!