「人間関係の悩み」を根本解決するたった一つの方法

いろんな方法論があるけれど・・・

 あなたは今、こんなことで悩んでいませんか?

・私は人づきあいが苦手だ

・会社の人間関係がだるい

・友達と仲良くなる方法がわからない などなど

 「私は人間関係がどうもうまくいかない」と悩む方は、たくさんいます。

 人はひとりでは生きられないので、会社でも学校でも近所でも、いろいろな人と付き合います。そんなとき、人間関係がうまくいかないと、それだけで辛いですよね。

 では、どうしたら人間関係はうまくいくのでしょうか?

 世間には、いろいろな「方法論」があふれています。

 たとえば、

・「【精神科医が教える】対人関係がうまくいかないときのたった1つの解決策」(ダイヤモンドオンライン)

・「人間関係が上手くいかない理由とは?上手くいかない人の特徴や対処方法について」(マイナビAGENT)

 といったものです。

 でも、どれも表面的で、人間関係をほんとうに解決できるものはありません。

 たとえば、精神科医が教える「たった1つの解決策」は何かといえば、「想像力を働かせる」、具体的には「相手の気持ちになって考える」だそうです。

 それができないから苦労しているわけで(笑)、また、たとえ相手の気持ちを想像できたとしても、かえって気苦労が増え、人間関係がギクシャクすることもあるでしょう。

 このように、いろんな方法論はあるけれど、どれも表面的・抽象的で、役に立たないものばかりです。

 誰でも簡単にできて、しかも明日から人間関係がどんどん良くなっていく。そんなすごい方法が、どこかにないものでしょうか・・・?

 実はそれがあるんです!

 そのたった一つの方法こそ、日蓮大聖人の仏法なのです。

根本原因と表面原因

 浅井先生のご指導を拝してみましょう。

 いいですか。物事の原因には、根本の原因と表面の原因があるのです。

 たとえば農作物を作るのに、農業技術の最善を尽くしても、太陽の恵みがなければ、いかなる農業技術も空しくなる。太陽活動こそ根本原因、農業技術の巧拙は表面原因であります。

 また人間関係もそうです。「どうも人間関係がうまくいかない」と悩んで、人と付き合う技術・方法などをいかに学ぶとも、そんなものは枝葉末節、根本はその人の心です。我が心に仏様が宿れば、自然と人間関係はうまくいく。親子でも、夫婦でも変わってくる。

 このことを大聖人様は「なにの兵法よりも法華経の兵法を用い給うべし」とお教え下されている。

「日曜勤行指導①」より

 いかがでしょうか。仏法の深い道理をやさしい言葉で教えて下さる浅井先生のご指導に、目からうろこの大感動が込み上げます。

 そもそも人間関係というのは、人と人との関係です。

 では、人と人との関係は、何によって影響を受け、決まるかといえば、それは「人の心」です。

 ですから、いくら表面的な態度や表情、言葉づかいを取り繕っても、自分の心が変わらなければ、人間関係はうまくいきません。

 このことを浅井先生は、「根本はその人の心」であり、仏法を実践して「我が心に仏様が宿れば、自然と人間関係はうまくいく」とお教え下さるのです。

 濁った水に月が映るように

 こう書くと、「なるほど、たしかに自分の心が変わらないと、人との関係も変わらないかも。心って大切よね。でも自分の心はどうやったら変えられるのかな?なかなか難しい気がするのだけど・・・」と思う方がいるかもしれません。

 たしかに自分の心を変えるのは、難しいように感じますよね?

 「今日からダイエットしよう!」と決意しても、明日にはケーキの誘惑に負け(笑)、「人に優しくしよう」と思い立っても、ついカッとなってきつく当たってしまう・・・。これを繰り返しているのが私たちです。

 しかし、そんな私たちの心を、自然と根底から変えて下さるのが、日蓮大聖人の仏法なのです。

 それはとても簡単です。ただ御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱える「勤行」を実践するだけで、どんな人も心に仏様が宿り、自然と宿命が変わって幸福な境界に変わってくるのです。なんと有難いことでしょうか。

 浅井先生は、次のようにお教え下されています。

 松野殿女房御返事には、この理をさらに平易に

 「南無妙法蓮華経と心に信じぬれば、心を宿として釈迦仏懐まれ給う」とお示し下されている。御文の「釈迦仏」とは、その元意は日蓮大聖人の御事である。

 御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱え奉れば、我ら凡夫の濁った心に仏様が宿って下さる。「濁水心無けれども、月を得て自ら清めり」(四信五品抄)と。もし我らの濁心に日蓮大聖人がお宿り下されば、自然と心法も変わる。諸天もその人を守護する。

 ゆえに現世には生活が守られ、臨終には成仏の相を現じ、死後の生命も仏界の大安楽を得られる。これを「現世安穏・後生善処」という。これすべて御本尊の仏力・法力による。

「基礎教学書 日蓮大聖人の仏法」第1章より

 想像してみて下さい――。静寂に包まれた森、木々に囲まれた池、空には煌々と輝く月。その月が池に映れば、濁った水も自然と清んできます。

 それと同じように、欲と怒りと愚かで濁った私たちの心も、御本尊を信じ、南無妙法蓮華経と唱えれば、自然と御本仏日蓮大聖人がお宿り下さり、清んでくるのです。ここに心法が変わり、人間関係が変わります。

 いかがでしょうか。これなら3歳の子どもでもできます。そして一人の例外もありません。

 まさに日蓮大聖人の仏法こそ、人間関係の悩みを根本から解決して下さる、たった一つの方法なのです。