「国立戒壇」に対する誹謗を顕正会教学部長が粉砕しました

顕正会教学部長が大草一党の邪義を粉砕

 顕正新聞4月5日号と4月15日号に、坪田教学部長のすごい破折記事が掲載されていました。タイトルは「妙観講佐々木寛司の嘘八百を粉砕する」!

 記事によると、どうやら宗門(日蓮正宗)の面汚し・大草一男が率いる妙観講の幹部が、未だに国立戒壇に異常な怨嫉を懐き、三大秘法抄を軽視して国立戒壇を否定せんとしているそうです。なんとも無慚無愧ですね。

 日蓮大聖人の御遺命が国立戒壇の建立であることは、こちらでわかりやすく解説しています。

 今回の記事では、顕正会の坪田教学部長が大草一党のたばかりを一刀両断しているのですが、その鋭い太刀さばきには大感激が込み上げました。

 それではさっそく内容を見ていきましょう!

三大秘法抄こそ国立戒壇の出所

 大草一党は、坪田教学部長との対論の中で、大聖人一期の御遺命である国立戒壇に対して激しい悪言を吐いて誹謗を繰り返し、「国立戒壇の出所の御金言を示せ」と言ってきたそうです。

 そこで坪田教学部長は、日昇上人・日淳上人が「三大秘法抄」を引いて「国立戒壇」を御指南下された文証を示し、国立戒壇こそ御本仏・日蓮大聖人が三大秘法抄に明白に示し給う御遺命であることを論証しました。すなわち

 第64世・日昇上人の「国立戒壇の建立を待ちて六百七十余年、今日に至れり。国立戒壇こそ本宗の宿願なり。三大秘法抄に『戒壇とは王法仏法に冥じ仏法王法に合して、王臣一同に三大秘密の法を持ちて、乃至、勅宣並に御教書を申し下して建立する所の戒壇なり』と」(奉安殿慶讃文)との御指南、さらに

 第65世・日淳上人の「蓮祖は国立戒壇を本願とせられ、これを事の戒壇と称せられた」(日淳上人全集)、「大聖人は、広く此の妙法が受持されまして国家的に戒壇が建立せられる。その戒壇を本門戒壇と仰せられましたことは、三大秘法抄によって明白であります」(日蓮大聖人の教義)との御指南を挙げて、

 「第六十四世・日昇上人は、『国立戒壇こそ本宗の宿願』であり、その文証として三大秘法抄を引き給うておられる。第六十五世・日淳上人は、『国立戒壇』は『三大秘法抄によって明白』と御指南であられる。

 まさしく『国立戒壇』は御本仏・日蓮大聖人が三大秘法抄に明白に説き給う御遺命である。大草一男よ。この坪田の主張に対して『文証』を示して反論を送れ

 と呵責しました。

 すると大草一党は反証となる「文証」を示せず回答不能となったため、坪田教学部長は妙観講・大草一男の「完敗」を宣言したそうです。

三大秘法抄は「一往の義」のたばかり

 これがよほど悔しかったのか、なんと大草一党は、三大秘法抄を引用して「国立戒壇」を叫ばれた歴代先師上人の文証を否定せんとして、次のような珍説を言い出したというのです。

 「三大秘法抄は僧俗一同に総じて付嘱された『総付嘱』の御書であるのに対し、一期弘法付嘱書は日興上人に『別付嘱』された重書である。ゆえに戒壇についても、三大秘法抄に示された義は『一往』であり、一期弘法付嘱書に示された義こそ『再往』である」と。

 なんと本門戒壇の意義についての三大秘法抄と一期弘法付嘱書の御教示に「一往」「再往」などと優劣をつけたというのです。ちょっと意味不明ですよね。

 さらに大草一党は、早瀬管長をはじめ宗内僧俗の目を気にしてか、「慧妙」ではひた隠しにしているそうですが、坪田教学部長に送ってきたメールでは、この「一往・再往」を前提に次のような悪言を吐いたそうです。

 「以上のごとく大聖人の御遺命は別付嘱である『一期弘法付嘱書』に定まっているにも関わらず、日昇上人・日淳上人の御言葉にこと寄せて『国立戒壇』こそが『三大秘法抄』に明らかなる御遺命だといくら頑なに主張しても、総は別には及ばないのだ。総をもって別を覆すが如くの大罪を犯していることを知れ。

 総別の二義を転覆させ大聖人の御正意をふみにじること、是まさに(中略)浅井一派は堕獄必定なのだ」と。

 つまり、「国立戒壇は三大秘法抄に明らかな御遺命だと言っても、それは一往の義であり、再往の義である一期弘法付嘱書には及ばない。三大秘法抄をもって一期弘法付嘱書を覆す大罪を犯すゆえに浅井一派は堕獄必定」などと大それた暴言を吐いたというのです。なんと無慙な連中でしょうか。

 このたばかりを坪田教学部長は次のように一刀両断しました。

 まず「『国立戒壇』は三大秘法抄に明らかな御遺命である」との私の主張が総別の二義を転覆させ大聖人の御正意を踏みにじり「堕獄必定」ならば、同じく三大秘法抄を引いて「国立戒壇」を御指南された日昇上人・日淳上人もまた総別の二義を転覆させ大聖人の御正意を踏みにじり「堕獄必定」となるが、それでよいか。

 この一事を以て謀りは粉砕される。すなわち、三大秘法抄を「国立戒壇」の依拠とすることは顕正会の我見ではない。実に日昇上人・日淳上人の御指南であられる。

 また仮に三大秘法抄を僧俗一同に対する「総付嘱」、一期弘法抄を日興上人に対する「別付嘱」と立て分けたとしても、いずれも御遺命の戒壇について御教示下された重書であり、両抄に示された戒壇義には些かの矛盾もない。したがって、私が日昇上人・日淳上人と同じく、三大秘法抄に基づいて「国立戒壇こそ大聖人の御遺命」と主張したとしても、「総をもって別を覆すの大罪を犯し」たり、「総別の二義を転覆させ」たりするはずがないのである。

 まさに知るべし。「御本仏が滅後のために遺された重大なる二書の戒壇義に、相反する内容がある」との謀りを前提に、三大秘法抄にお示しの義を「一往」などと侮蔑する大草一党こそ「堕獄必定」の大謗法者である。

顕正新聞令和5年4月15日号

 いやはや、なんとも痛烈な破折ですね。

「『勅宣』は削除しても問題ない」の謀り

 さらに大草一党は、坪田教学部長とのやりとりで、次のような暴言も吐いたそうです。

 「総付嘱書たる三大秘法抄には『勅宣』なる一往文言はあれども、別付嘱書たる一期弘法付嘱書にはこの『勅宣』なる語は削除されている。(中略)『勅宣』なる御裁断が必要な時もあれば、不必要な時もあるというように絶対的な文言ではない。はっきり言って削除しても問題の無い語だったのだ」と。

 なんということでしょう。大草一党は顕正会憎しのあまり、御本仏が三大秘法抄に厳格に定め給うた「勅宣」を「削除しても問題ない語」などと言い放ったのです。これこそ御金言に対する重大なる冒涜であり、大謗法です。

 坪田教学部長は「かかる謗言を吐いた佐々木寛司並びに大草一男を直ちに追放しなければ、宗門も同罪である」と厳しく叱責されていますが、本当にそのとおりだと思います。

悪の残党いよいよ消滅近し

 いかがだったでしょうか。歴代先師上人が三大秘法抄をもとに叫ばれた国立戒壇を否定せんとして、三大秘法抄に御示しの戒壇を「一往の義」などと侮蔑し、あろうことか「勅宣」の重大なる御定めを「削除しても問題ない語」などと冒涜する大草一党の信心のなさ、逸脱ぶりには異常さすら感じます。これも御本仏の御遺命に背き続けた者の罰、頭破七分の姿なのでしょう。

 御本仏・日蓮大聖人の究竟の大願である国立戒壇を否定する大罪は、まさしく御本仏の御眼を抉るに等しいものです。

 逆賊・大草一男は昨年3月に「法華講大講頭」職を解任され、ヒラの講頭になったそうですが、大謗法を続ける大草一党が宗門から追放されるのも、もはや時間の問題でしょう。