顕正新聞5月5日号の「世相閻魔帳」に、またまた日蓮正宗のおぞましい謗法行為を暴露する記事が掲載されていました。
なんとインドネシアにある日蓮正宗の組織(MNSBDI=インドネシア日蓮正宗)が、自ら創設に加わったインドネシア仏教協会と一体になって、キリストの復活祭(イースター)を祝ったり、先日死亡したローマ教皇を追悼したりしていたというのです。
いやはや、驚きですね!
これほど謗法まみれの実態をみると、「謗法厳禁」を掲げる早瀬日如管長の説法がいかに空疎で単なるポーズに過ぎないかがわかります。
インドネシア仏教協会の創立

インドネシア日蓮正宗が他の7つの団体と「インドネシア仏教協会」を創立したのは平成30年。定款には、この団体の目的・目標について、「各団体の儀式や宗教活動に干渉せず、インドネシア仏教を共に発展させる」と記されています。
この定款をみれば、インドネシア日蓮正宗が謗法を容認し、邪宗とズブズブの関係にあることがよくわかります。
その実態を物語っているのが、次の写真です。

これは何の写真かというと、宗門末寺「法清寺」の住職・戸沢良昭と現地の中心的な法華講員たちが、インドネシア仏教協会の会長や邪宗団体の幹部らを、インドネシア日蓮正宗の関連施設に招いたときに撮影された記念写真です。まさにズブズブですね(笑)
邪宗の者たちと遊戯雑談する戸沢らの癒着ぶりには、強い嫌悪感をおぼえます。
そして、そんな彼らが犯した数々の謗法行為は、まさに想像を絶するものだったのです。
「イースターを祝う」
本年4月20日、インドネシア仏教協会は、キリストの復活祭(イースター)を祝う画像をSNSに投稿しました。「十字架」を背景とするその画像には、もちろんインドネシア日蓮正宗のロゴもあしらわれ、「イエスの復活によって、全てのキリスト教徒にとって光と喜びになることを願っています」という気味の悪い文言が掲載されていました。
〝キリストの復活〟などという邪教の妄想話を、破折するどころか、邪宗の者たちと共に祝うとは、どういう神経をしているのでしょうか。
さらに驚いたのは、インドネシア仏教協会が画像とともに投稿した短文でした。
「インドネシア仏教協会一同、キリスト教徒の皆様に幸せなイースターをお祈り申し上げます。キリストの復活の精神が、(宗教の)違いに関わらず、常に愛と平和、そして優しさを他者に広めるためのインスピレーションの源となりますように。・・・宗教共同体間の調和を尊重し、共に歩み、より平和で愛に満ちた世界を築くために、共に努力しましょう」と。
キリスト教徒らの幸せな復活祭を祈り、〝共に歩んでいこう〟などと謳っているのです。どこまで腐り切っているのでしょうか。
ローマ教皇を追悼
その翌日の4月21日、やはりインドネシア日蓮正宗のロゴが掲載されたある画像がSNSに投稿されました。それは同日死亡したローマ教皇を追悼するもので、「インドネシア仏教協会ファミリー一同」と記されていました。

つまり、インドネシア日蓮正宗は、邪宗協会の「ファミリー」の一員として、あろうことかローマ教皇を追悼したのです。なんという大謗法でしょうか。
しかもこの画像とともに投稿された「さようなら、フランシスコ教皇」と題する謎の「ポエム」が、何とも気持ち悪く、一分の信心ある者なら身震いするほどのおぞましさだったのです。
閻魔帳は、「吐き気を催す内容ではあるが、インドネシア仏教協会を創設したインドネシア日蓮正宗の実態を浮き彫りにするため、敢えてそれを以下に示す」として掲載しています。
「静寂の中、私たちは頭を垂れます。悲しみに暮れる空の下、高貴な魂が逝去されました。フランシスコ教皇、宇宙の友よ。あなたの足跡は地上に平和をもたらし、あなたの声は限りない愛を紡ぎ、愛を教え、障壁を打ち破り、人々の結束の中に信仰を織り込んでいます。教会だけでなく、私たち仏教徒にとっても、この喪失は大きな損失です。・・・さようなら、愛の種を蒔く人よ。平和は永遠の旅路を共に歩み、あなたの遺産は私たちの心に生き続け、真の人間性を照らす灯となります。・・・祈りと心からの敬意を捧げます」
いかがでしょうか。邪教によって世界中の人々を誑かし、幸せを奪い、無間地獄に堕とし続けた大謗法者に対して「頭を垂れ」、「高貴な魂」「愛の種を蒔く人」などと褒めそやし、「心からの敬意」を捧げたこのポエムをみれば、インドネシア日蓮正宗には全く信心がないことがよくわかります。
漆畑日実の責任
そしてもう一つ、何といっても見逃せないのが、宗門の早瀬日如管長と漆畑日実(能化、海外部長、妙蓮寺住職)の責任です。
なぜかというと、これらインドネシア日蓮正宗の謗法行為は、前回の「世相閻魔帳」(顕正新聞4月5日号)がインドネシア日蓮正宗の謗法行為を指摘した後であるにもかかわらず、平然と行われたものだからです。
つまり、早瀬管長や漆畑日実は、インドネシア日蓮正宗の謗法行為を指摘されてなお、全く改めなかったのです。これ謗法行為の容認に他なりません。
曽谷抄にいわく、「法華経の敵を見ながら置いて責めずんば、師檀ともに無間地獄は疑いなかるべし」と。
御本仏大聖人の御金言のごとくならば、早瀬管長、漆畑日実の入阿鼻獄は疑いありません。
閻魔帳は、次のように破折しています。
「そもそも戸沢らインドネシアの宗門僧俗が海外部長である漆畑の許可を得ることなく、黙って勝手にインドネシア仏教協会を創設することなどあり得るのか。漆畑はその創設前から謗法与同の実態を認識し、現在に至るまで容認し続けてきたのではないのか。
いずれにしても、早瀬管長は平然と謗法に与同するインドネシア日蓮正宗の幹部はもちろん、インドネシアの宗門僧俗を監督する立場にある海外部長の漆畑を早急に処分すべきである」と。
御遺命に背くゆえに国内では折伏が進まず、海外では謗法まみれの宗門の実態をみるとき、「すべては顕正会の前進にかかっている」との浅井会長の仰せを噛みしめるばかりです。