顕正会が宗門末寺「本種寺」に全面勝訴!

顕正会が宗門末寺に勝訴しました

 顕正新聞3月5日号に、顕正会が宗門末寺「本種寺」(埼玉県川越市)に裁判で勝訴したという記事が出ていました。

 そういえば、ちょうど去年の同じ頃、顕正会が「本種寺」を提訴した記事が顕正新聞に出ていましたね。

 顕正会が宗門末寺「本種寺」を提訴!

 藤村法務部長の報告によると、どうやら本種寺の法華講員が配ったリーフレットや本種寺の公式サイトが、顕正会に対し、「公安当局からマークされている」などと事実無根の誹謗中傷をしたことが名誉毀損に当たるとして、50万円の支払が命じられたそうです。

「本種寺」ってどんな寺?

 「へえ、そうなんだ。でも、本種寺なんて聞いたことないけど、どんな寺なの?」と思われた、そこのあなた!

 実は、本種寺というのは、宗門で管長(トップ)に次ぐ地位にある8人の能化の1人・佐藤日栄が住職を務める寺なのです。

 法華講の人たちが管長に「猊下様~!」と服従している様子からすると、きっと佐藤日栄も信徒からずいぶん信服随従されていたことでしょう。

 この佐藤日栄、顕正会からリーフレットのことで裁判を起こされると、「被告の信徒らは、他の寺院の信徒の活動を見学していたのであり、原告の主張する本件リーフレットを配布していない」といって、自らの責任を否定しました。

 しかし、配られたリーフレットには、「法華講本種寺支部」の名称と住所・電話番号が記載されていたそうです。また、当日の様子を撮影したビデオには、本種寺の法華講員が手にリーフレットを持っている様子が映っていたというのです。

 そうすると、普通に考えたら、「それ、本種寺の信徒が配ったものでしょ!」と思いますよね?

 でも、佐藤日栄は、「いや、違う。他の寺の信徒がやったんだ。うちの信徒は見学していただけだ!」と言い逃れをした、というわけです。

 ところが、実は本種寺は、佐藤日栄自身の名義で、「スタッフによるパンフレット配り」のための道路使用許可を取得していたというのです。しかも、その申請書には、配布用の「パンフレット」として、なんと問題のリーフレットが(笑)。そこで、顕正会はこれを証拠として提出し、佐藤日栄の言い逃れを粉砕・・・これはもう観念するしかないですね。

 これが「管長に次ぐ地位にある高僧」の実態なのです。

未だに国立戒壇を否定する宗門

 ちなみに、この裁判では、やはり日蓮正宗の顧問弁護士が本種寺についたようです。また、毎回の裁判には、わざわざ宗門渉外部の僧侶が本山から駆けつけたそうです。まさに宗門を挙げて顕正会に戦いを挑んできたという感じです。

 この本種寺が、裁判の中で、なんと国立戒壇を誹謗する書面を出してきたというのです。つまり、宗門は未だに国立戒壇を否定しているのです。いやはや、なんともハレンチな連中ですね。一体、いつまで大聖人の御遺命に背き続けるのかと、憤りがこみ上げます。

 浅井先生は、3月度総幹部会において、かつて早瀬日如管長が日蓮正宗の宗会議員として国立戒壇否定に与同していた事実を挙げられ、このような「前科」がある上は、日蓮正宗の責任役員会の議決をもって国立戒壇否定を取り消し、その上で、国立戒壇こそ大聖人の御遺命であると宣示せよ、と直諫されました。

 いま世界中が新型コロナの脅威に怯え、一国が物情騒然とする中で、いつまでも御遺命に背き続け、亡国の根本原因を黙認する早瀬管長の罪深さはいかばかりでしょうか。

 早く大聖人に対し奉り深く懺悔し、法のため、国のため、国立戒壇の正義に立ち還らなければなりません。