「慧妙」が顕正会との裁判で完敗し、賠償金を支払いました

敗訴後も虚勢を張っていた「慧妙」

 日蓮正宗の謀略紙「慧妙」は、顕正会憎しのあまり、ありもしないデマを堂々と垂れ流した結果、顕正会から裁判を起こされ、一審の東京地裁で80万円の損害賠償を命じる判決を言い渡されました。

 そのデマがなんとも酷いもので、妙観講の幹部・佐々木寛司という男が、数名の妙観講員とともに、総幹部会を終えて帰宅された浅井先生のもとに押しかけた際、先生をお守りしようとした堀本部幹事に暴行をふるって怪我を負わせたにもかかわらず、後日、「慧妙」がこの事件を取り上げ、あろうことか「現場に被害者がいなかったことは明らか」とか「存在しない勤務中の事件をでっち上げて、労災保険を申請し、公金を支出させようとした詐欺未遂事件」などと、ありもしないウソを大々的に報じたのです。

 いくら顕正会が憎いからといって、このようなウソを平然と垂れ流す彼らの神経は、ちょっと普通じゃないなと感じます。

 とはいえ、裁判所でそのデマを暴かれ、賠償金の支払いまで命じられたのですから、ふつうなら「デマを流してごめんなさい」と素直に謝り、粛々と賠償金を支払うと思いますよね?だって、ありもしないデマを書いてしまったのは、まぎれもない事実なのですから。

 ところが、彼らの取った行動は、やはり「ふつう」ではありませんでした。

 顕正新聞令和6年12月15・25日号に掲載された菅原法務部次長の記事によると、なんと彼らは「顕正会の主張を認めて本紙に名誉毀損による損害賠償を命じた東京地裁の判決も、とうてい認容できるものではない」「不当判決」などと虚勢を張り、控訴したというのです。

 いったい、なんでこんな無茶なことをするのでしょうか・・・。

 「慧妙」は妙観講が編集・発行に関与する新聞のようですが、この裁判を担当したのが妙観講講頭・大草一男の愛息である大草貞嗣弁護士だったことなどから考えると、大草一党にとっては「絶対に負けられない戦い」だったのかもしれません。

東京高裁でも敗訴した「慧妙」

 しかし、ありもしない「保険金詐欺未遂事件」なるものを書いて顕正会の名誉を毀損した「慧妙」に勝ち目のあるはずがありません。

 二審の東京高等裁判所は、令和6年11月7日、「慧妙」の控訴を棄却する判決を下しました。

 東京高裁は、一審判決と同じく、「(慧妙社は)根本的な部分について十分な調査をすることなく本件記事を掲載している」などと判示したそうです。

顕正会に賠償金を支払った「慧妙」

 こうして「慧妙」は顕正会に、賠償金80万円と遅延損害金(合計84万2163円)を支払ってきたそうです。やはり、悪いことはするものではありません。

 菅原法務部次長は、この裁判の顛末について、次のように記しています。

 まさに慧妙社の控訴は「恥の上塗り」となった。さらなる恥の上塗りを恐れたのか、慧妙社は敗訴を受け入れて上告を断念し、本裁判は顕正会の完全な勝利に終わった。

 宗門は、悪質極まりない事実無根のデマを掲載して司法に断罪された「慧妙」を即刻廃刊にし、その編集・発行に関わっている関係者を早急に処分すべきである。

顕正新聞令和6年12月15・25日号