正本堂崩壊の不思議

「正本堂崩壊の不思議」特集号が出来しました

 冨士大石寺顕正会の5月度総幹部会を特集した顕正新聞6月5日号が出来しました。その名も「正本堂崩壊の不思議」特集号!

 いま顕正会にはかつてない広布の大熱気がみなぎり、新しい人々が続々と入信・入会しています。そこに今回、浅井会長より、改めて正本堂崩壊に至る経緯をつぶさに教えて頂き、そこに示された大聖人様の厳たる御裁断を拝しては、入信古きも新しきも全員が「広宣流布は大聖人様の絶大威徳によって必ず成る」との大確信を掴ませて頂きました。

 さっそく内容を見ていきましょう。

偽戒壇・正本堂崩壊の大不思議

 浅井会長は、「先生の連々たる諫暁によって偽戒壇・正本堂が崩壊に至った経緯と、大聖人様の厳たる御裁断を具に拝し、御遺命成就も大聖人様の絶大威徳・大慈大悲によって必ず成ることを、深く命に刻んでまいりたい」として大事な指導を下さいました。

 正本堂というのは、日蓮大聖人の御遺命である国立戒壇を否定するために学会・宗門が建てた偽戒壇です。第六天の魔王が身に入り、政治野心に燃えた池田大作が、「国立戒壇は憲法違反」との世間の批判を恐れて偽物の戒壇を作り、宗門(日蓮正宗)のトップ・細井日達を籠絡して、「これが大聖人の御遺命の戒壇だ」と偽ろうとしたのです。

 このとき、すべての宗門僧俗がこの誑惑になびき誑かされる中、浅井先生ただお一人が、「正本堂は御遺命の戒壇ではない」「国立戒壇こそ大聖人唯一の御遺命である」として諫暁に立たれました。

 これを見た池田大作は、顕正会が存在する限り正本堂の謀りが露見すると恐れ、昭和49年8月12日、ついに細井日達をして顕正会に解散処分を下させました。その処分理由は、「国立戒壇の名称を使用しない旨の宗門の公式決定に違反し、更にまた昭和四十七年四月二十八日付『訓諭』(正本堂を御遺命の戒壇と定めた訓諭)に対して異議を唱えたゆえ」というものでした。

 しかし浅井先生の連々たる諫暁により、その後、池田大作と細井日達・阿部日顕との間に、それぞれ深刻な自界叛逆が起きたのです。

 そして、池田との抗争に心身を労した細井日達は、昭和54年7月22日、大事の「御相承」もなし得ずに急死を遂げました。まさに御遺命破壊の大罰といわざるを得ません。

 その後、相承授受を詐称して登座した阿部日顕は、細井日達以上に池田にへつらい、「本門寺改称」の大陰謀を実現せんと、池田と二人三脚で突き進みました。「本門寺改称」というのは、大石寺の名称を「本門寺」に変更することで、大石寺にある正本堂を「本門寺」の本堂、つまり御遺命の戒壇であるかのように偽るという、正本堂の誑惑の「完結」というべきものでした。

 しかし、20万の死身弘法を背景に浅井先生が心血注いで著わされた諫暁書「正本堂の誑惑を破し懺悔清算を求む」に肺腑を抉られ、怖畏を生じた阿部日顕は、誑惑完結まであと一歩のところで池田を裏切り、「大本門寺の寺号公称は、広宣流布の未来にある」と言い切ったのでした。

 これにより、学会と宗門の間に「修羅と悪竜の合戦」のごとき大抗争が勃発しました。その中、阿部日顕は、学会によって自身の売春婦との金銭トラブルにまつわるスキャンダルを克明に暴かれ、法廷で嬲るように尋問される辱めを受けました。

 この耐え難い恥辱に怒り心頭に発した阿部日顕は、ついに池田憎しの憤怒から、池田が最大の誇りとしていた正本堂を取り壊してしまったのです。

 なんという不思議でしょうか。

 「これまさに、大悪を許し給わぬ大聖人様が先生をして諫暁せしめ、諸天に命じて学会・宗門に自界叛逆を起こさしめ、阿部日顕の瞋恚の力を以て正本堂を打ち砕かして給うたのである」との会長の仰せを、深くかみ締めるばかりです。

「日本国一時に信ずる」を確信せよ

 そして、偽戒壇・正本堂の大誑惑をした池田大作・細井日達・阿部日顕はどうなったかといえば、3人とも罰に呻吟し、入阿鼻獄となりました。

 池田は2010年5月から13年以上、「生ける屍」となって表舞台から姿を消し、昨年11月、家族葬で荼毘に付した上で死亡を公表する悪臨終を遂げました。

 また、細井・阿部の両管長も、あるいは急死、あるいは「詐称法主」との辱めを受け続けた末に、ともに入阿鼻獄となりました。

 この大罰の現証をお聞きしては、御遺命破壊の大悪をお許しにならない大聖人様の厳たる御意志を拝し、身震いするものです。

 そこに浅井会長は、かく叫ばれました。

 「比べること自体、まことに恐れ多いことですが、浅井先生の、色白く、身体は柔らかく、しかも軽く、柔和な笑みを湛えられた、その御金言に寸分も相違せぬ素晴らしき成仏の妙相は、今なお脳裏に灼きついて忘れられません。

 これ、忠誠を貫き通された先生の戦いのすべてが、大聖人様の御意にいささかも違わぬ何よりの証拠であります

 「ここに今、先生から『立正』成就を託された私たちは、正本堂崩壊と先生の成仏の妙相という大現証を深く命に刻み、『日本国一時に信ずる事あるべし』の順縁広布も、大聖人様の絶大威徳と大慈大悲によって、凡夫の思議を絶する大現証を以て必ず成ることを大確信し、先生のご遺志を継ぐ前進を急がなければなりません」と。

 いかがでしょうか。誰もが不可能と思った偽戒壇・正本堂の崩壊と、浅井先生の素晴らしい成仏の妙相という大現証を拝するとき、顕正会の「正しさ」への確信はいや増し、すべては大聖人様があそばす御化導であり、御遺命成就も大聖人ただ御一人の偉大な仏力によって成し遂げられることを深く心腑に染めさせて頂きました。

 私も広告文と特集号を手に、いよいよ広宣流布のお手伝いに励んでいきたいと思います!