早瀬管長のトンデモ発表

唐突に発表された「80万人達成」

 顕正会の3月度総幹部会で、早瀬管長のトンデモ発表が紹介されていました。

 なんと早瀬管長が、今年の年頭の辞で、「今回、見事に80万人体勢構築の誓願を達成することができました」と突然発表したというのです!

 これは、日蓮正宗の信徒である法華講員の数が80万人になったという意味なのですが、どうして不思議なのかというと、同じ機関誌に掲載されている宗務役僧や末寺住職たちの年頭決意では、みんな口をそろえて「今年こそ80万人体制をめざしてがんばります!」という趣旨のことを書いているからです。

 つまり、なぜか早瀬管長一人だけが唐突に、「80万人を達成した!」と発表してしまったのです。

 「えーっと、他の役僧たちはみんな『今年こそ頑張る!』と語っているのに、管長一人だけが『80万人は達成した!』って発表したっていうこと?それって、おかしくない?」と思われた、そこのあなた!

 はい、私もそう思います(笑)

登山人数も減っていた

 実は宗門(日蓮正宗)の実勢を示す「初登山」の人数は、早瀬管長の登座直後と比べて激減してしまっているのです。

 「初登山」というのは、毎年正月の三が日(1~3日)に、法華講員が全力をあげて登山する行事です。

 早瀬管長が登座した直後の平成18年の初登山の人数は「2万7032人」でした。ところが、その後どんどん人数が減っていき、令和2年には「1万7180人」になってしまいました。

 つまり、早瀬管長が就任してからの15年間で、なんと約1万人(36%)も激減してしまったのです

 こう書くと、きっと日蓮正宗の関係者(特に信徒)は、「そんなバカなっ!宗門の人数はどんどん増えているんだ!!」と言うかもしれません。

 でも、少し考えてみてください。

 そもそもですよ?「初登山」というのは、年に1度きり、しかも3日間も日程があって、ほとんどの人が正月休みのはずですから、法華講員なりに一分の信心がある人なら、参加しないはずがありません。ところが、その初登山の参加人数が、なんと約1万人(36%)も減少してしまっているのです。

 そうすると、実際に信仰を持っている法華講員の人数は、どんどん(しかも凄いペースで)減っていると考えるのが素直ではないでしょうか。

 実際、私が街角で広告文を配布しているときに出会った法華講員たちも、みんな元気がありませんでした。ただ勧誘用のチラシ(リーフレット?)みたいなのを持って、気まずそうに立ち尽くしているだけ。これでは弘通など到底できませんよね。

 きっと多くの末寺住職たちも、「80万なんてムリだよ~。できるわけないよ~」と内心嘆いているのではないでしょうか。

もう顕正会しかない

 3月度総幹部会で浅井先生は、早瀬管長が「法華講員80万人体勢」などと吹聴したことについて、「このようなことを言い出す前に、なぜ御遺命に背いた大罪を、大地に身を投げて大聖人様にお詫び申し上げないのか。この改悔なくしては、弘通など口にする資格もないではないか」と叱責されましたが、ほんとうにそのとおりだと思いました。

 いま学会・宗門ともに師敵対となり、衰亡の一途をたどる姿をみるとき、「広布最終段階に大聖人様に御奉公申し上げる仏弟子の集団は、もう顕正会以外にはない」との浅井先生の仰せを実感とするばかりです。